Ageless Life 2017年9月22日

いくつになっても「ダンスの楽しさ」を伝えたい、
世界が注目する、平均59歳のダンスユニット!

Bamboo Shoot たちフラワーさん(60歳)&ムッシュさん(57歳)

「ストリートダンス界のきんさんぎんさん」の異名を持つハウス・ダンス・チーム、Bamboo Shoot(バンブーシュート)。60歳の「たちフラワー」さん、57歳の「ムッシュ」さんのお二人はニューヨークやアムステルダムのダンスコンテストで入賞するなど、年齢をまったく感じさせない活躍で注目を集めています。そのパワフルさの秘密をおうかがいました。

2016年8月、オランダ・アムステルダムのダンスイベントに参加して喝采を浴びたお二人

子育てを終えた、40歳を過ぎてから本格スタート

いまや海外でも注目を集めるBamboo Shootのお二人。若いときからダンサーだったのかと思いきや、ストリートダンスを本格的に始めたのは、お二人とも子育てを終えた40歳を過ぎてからでした。

たちフラワーさん 小・中学生の頃にモンキーダンスが大流行して、土曜の午後には「ビートポップス」というダンス番組もあって、いつも友達と一緒に踊っていたんです。20歳の頃にはディスコブームで「フィーバー」していましたが……。それから20年ほど経ったある日、娘がストリートダンスのスクールに通い始めて、付き添っているうちに「私だって!」と。忘れかけていた「青春」に火がついたんですね。

ムッシュさん 主人の仕事の関係でフランスに家族で3年半ほど住んでいたんですが、結構太ってしまって……。日本に戻った時、友達から「健康のためにダイエットがてら運動しようよ」と誘われて行ったのがダンス教室で、たまたまヒップホップの先生でした。友達はすぐに辞めてしまいましたが、私はノリの良さにものすごくハマって!そこからあれよあれよという間にニューヨークのコンテストに出るまでになりました。だから、誰でも夢を捨てないでほしい。夢を持ち続けてほしい。こんなの実現できないよというような夢でも持って生きてほしいと思いますね。

違うエリアで習っていた2人が、たまたま出会ってコンビを結成した

若い人たちに対抗する必要はない

国内外のダンスイベントに精力的に参加して入賞をしているお二人ですが、会場ではどこでも最高齢者。しかし、ここ数年は「体が思うように動かない」「若さを維持するのは本当に大変」といった、もどかしさも感じているそうです。それでも、若者たちと一緒に「ノリノリ」で踊り続けています。

日本の老人ホームから、ニューヨーク、アムステルダムまで、活動領域はさまざま。
たいていのコンテストで最年長だそう。

たちフラワーさん 一番心掛けているのはケガをしないこと。そのためには自分らしくして、無理をしない、努力し過ぎないようにしています。練習でも本番でも「若い人と同じようにやらなきゃ」などと思いがちですが、体力相応に適度に踊れば、気持ちも楽だし、体も楽。だから思い切り楽しめるんです。

ムッシュさん ダンスバトルやショーケースなど本番はワンステージ3分ほど。その3分間にどれだけ集中できるかが大事なんですよね。私たちの年齢に必要なのはトレーニングよりも、体や心を日頃からメンテナンスすることだと思います。海外ではこの年齢で動けること自体が脅威のようで、私たちが思っている以上にサプライズなのでしょう。年をとってたからよかったのかもしれないですね。

体も食事も「バランス」が大切

イベントごとにお二人で相談しながら新たなダンスの構成を考えて、コンテストが近づくと週3回、2時間ほど練習すると言います。そんなお二人の元気の素は?

左がたちフラワーさん、右がムッシュさん。
ストリートダンスを本格的に始めたのは、お二人とも子育てを終えた40歳を過ぎてから。

ムッシュさん 40歳頃から食生活のバランスに気をつかいはじめました。ストレッチも日課にしています。実はダンサーって、利き足や利き手ばかりをつい使ってしまうので、体が歪みがちなんですね。だからストレッチなどのメンテナンスが大事で、体の左右を均等に保つように意識しています。

たちフラワーさん 意識して豚肉を毎日食べるようにしています。農協の直売所が家のすぐ近くにあるので、新鮮でおいしい野菜もたくさん食べています。ただ、「これを食べなきゃいけない」「これをやらなきゃいけない」と、自分を縛り過ぎると逆にストレスになるような気もします。きっと体の左右と同じで、食生活も「心地良さ」とのバランスが大切なんでしょうね。

90歳過ぎても第一線で踊っていたい

エイジレスに活躍するユニットとしては「世界最高齢」かと思いきや、ニュージーランドには平均年齢83歳、最高齢94歳のヒップホップのチームがあるそうです。お二人にとって「憧れずにはいられない存在」だと言います。

還暦の「赤いちゃんちゃんこ」を身につけてパフォーマンスを行うことも。

ムッシュさん 米ラスベガスのイベントで一緒になったことがありますが、スタンディングオベーション、凄い歓声でした。スキル云々ではなくて、本当にダンスが生活の一部になっているチーム。ダンスは生活と切り離せないものだからこそ、一生続けられるはずなんですよね。

たちフラワーさん 私たちは、いつも自分たちの楽しいという気持ちを見ている人に伝えたいと思ってダンスしているんです。だから楽しく踊れている限りは、ずっと続けていたい!90歳過ぎてもステージに立っていられたら最高ですね。

世界的なミュージシャン、ブルーノ・マーズがツイッターでコメントするほどになったお二人。Bamboo Shootの勢いは、まだまだ終わりそうもありません。

 

BAMBOO SHOOT プロフィール

2013年にダンス歴それぞれ20年以上のたちフラワーさん(60歳)&ムッシュさん(57歳)が結成したハウス・ダンス・チーム。
2013年ヒップホップインターナショナルでオーバー40部門日本代表としてラスベガスでゲストパフォーマンスするなど、アングラダンスシーンからCMまで多方面で活躍中。

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