栄養トピックス 2017年8月23日

50代でも現役スポーツ選手でいるための秘密とは

サッカー界のレジェンドもついに50代に突入しましたが、年齢を感じさせないプレーでファンを魅了し続けていますよね。魅力的なプレーを生み出す「走る」「蹴る」といった動作の源は、強靭な筋肉、そして健康で丈夫な骨や関節です。ここでは、関節の成分となるグルコサミンについてご紹介します。

関節の滑らかさに関与するグルコサミン

最近、“グルコサミン”という名前をサプリメントなどでよく見かけますよね。グルコサミンは、私たちの体の中でつくられています1)。何のためにつくられているのでしょうか?普段あまり気にしないかもしれませんが、私たちが「歩く」「立つ」「階段を上る」といったさまざまな動作をスムーズにできるのは、骨や筋肉と一緒に、関節が滑らかに動くからです。人が体を動かすためには「運動器」と呼ばれる骨、筋肉、関節、神経が連携しながら働くことが大切で、どれかひとつでも調子が悪いと十分なパフォーマンスを発揮することができません。グルコサミンは、この関節の滑らかな動きに一役かっています。
体の中でつくられたグルコサミンは、他の成分とペアになって、“グリコサミノグリカン”という糖の仲間になります1)。なんだか難しそうな名前ですが、化粧品やサプリメントによく使われている“ヒアルロン酸”もグリコサミノグリカンの仲間、と言えばイメージが湧きやすいかもしれません。グリコサミノグリカンは、さまざまな組織の柔軟性や潤いに関与します。皮膚に潤いを与えるのと同じように、グリコサミノグリカンは、関節で骨と骨のクッションの役割をする“関節軟骨”という組織を柔らかくし2)、水分を保持させ、弾力を持たせます1)。このおかげで、私たちは関節を滑らかに動かせるのです。
ところが、グリコサミノグリカンを体の中でつくる力は、年齢とともに衰えていきます。減ってしまう一方なのか……、と心配になりますが、最近では、グルコサミンのサプリメントを摂ることで、体がグリコサミノグリカンをつくるのを助けることが期待されています1)
その他にも、筋肉をつくるタンパク質、骨を強くするカルシウム、カルシウムの吸収を助けるビタミンDなど、運動器を正常に機能させるためにはさまざまな栄養素をバランスよく摂ることが大切です3)

ずっと挑戦し続ける人生を

普段、どんなスポーツを楽しんでいますか?プロのようなハードな練習はしないまでも、休日にテニスやサイクリングなどを楽しむのはいい気分転換になりますし、少し遠出してサーフィンやロッククライミングなどに挑戦するのも楽しそうですね。忙しい毎日の中でも、生活リズムや栄養管理など、できることで上手に体をケアして、新しいことに挑戦し続けていきましょう。


  1. 1)長岡功、グルコサミンの軟骨保護・抗炎症・血液サラサラ効果.日本食生活学会誌.19(1)3-8(2008)
  2. 2)坂井健雄ら、ぜんぶわかる人体解剖図.成美堂出版(2010)
  3. 3)「日本人の食事摂取基準(2015年版)」(厚生労働省)

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