世界の人口が増えています。
チョコレートを楽しむ人も増えています。
原材料のカカオは・・・？

世界の人口は、どんどん増えています。
つまり、チョコレートを食べる人も機会も増えているということ。
未来では、もっともっとたくさんのチョコレート、その原材料であるカカオが必要になるかもしれません。

カカオの木の命も、
永遠ではありません。
実がとれる時期も限られています。

カカオの木にも約60-80年という「寿命」があります。
カカオの実をつけ始めるのは5年目からで、
カカオの実をたくさんつけるのは約11～25年目と言われています。
それ以降はたくさんの実は取れなくなります。

しかし、農園ではカカオの木の
高齢化が進んでいます。

世界最大のカカオ生産国であるコートジボアールでは、
カカオの木の平均年齢は22.6歳・・・。
生産寿命期である25歳以上の木の割合は26%と高く、
新しい苗も手に入れにくい状況にあるとか・・・
(ネスレ調べ)

農園を高収穫にするために・・・・

カカオの実が高収穫でなければ、農園の運営はできません。
しかし、カカオ栽培の知識が不十分なために木が病気になったり、
高齢のカカオの木での栽培では実も少なく、
なかなか高収穫につながらなかったりする状況がありました。

未来においしいチョコレートを
十分に供給できるだろうか？

ネスレは高品質なカカオの供給を未来につなげるために、
2009年に「ネスレ カカオプラン」で、カカオ豆の生産者である、
農家のサポートを始めました。