基本の材料と作り方


細かい氷の粒を摂取すると深部体温が
下がり、暑熱対策にも有効です


広島大学長谷川 博 教授

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家の中においても熱中症の危険があります。
「日常生活における熱中症予防」では、日常生活における熱中症予防指針のひとつとして、「室内では室温の上昇に注意すること」が示されていますが、「エアコンなどを使用している家の中では空気が乾燥しやすく、気づかないうちに脱水状態になっていることがあります。家の中だからと油断せず、こまめな水分補給が必要です。」*と示されています。
(*日本生気象学会・熱中症予防研究委員会.「日常生活における熱中症予防」.2016 より引用)
体感温度を下げ、塩分も補給できる「氷のコンソメ」
深部体温(体の中心部の温度)が上がりすぎると体温の調節機能が破綻してしまい熱中症になってしまう危険があります。冷たい「氷の粒」を摂取すると、体の隅々まで表面積を広げながら冷やしてくれるので、少量で効率よく深部体温を下げることができます。「氷のコンソメ」は、暑い夏でも体感温度を下げ、水分だけでなく塩分も補給できるので暑熱対策としてもいいですね。

熱中症予防には「暑さ指数」をチェック!
熱中症予防のために有効な指標である「暑さ指数」が28℃を超えると熱中症の発生が急激に増大します。体がまだ暑さになれていない「梅雨明け」直後は熱中症のリスクが最も高まるタイミングです。
※暑さ指数とは?
暑さ指数(WBGT)とは人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目し、人体の熱収支に大きく影響を与える①湿度 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境 ③気温の3つを取り入れた指標です。
単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。

出典:環境省 熱中症予防情報サイト
http://www.wbgt.env.go.jp/wbgt_lp.php