応募した写真は以前撮ったものです。いつも箱買いしているモンプチを棚にしまっていると、びスコがたまたま空き箱に入って。サイズがぴったりで「あ、かわいい」と撮っていたものを軽い気持ちで応募したんです。
後からもっとまともな写真を送れば良かったなと撮り直しもしたんですよ。
結局うまくいかなくってしょうがないと思っていたのに、本選に残れて本当にびっくりしました。
でもサイトを見ると、みんなキレイに撮れている写真ばかり。だから「おめでとうございます」と届いたメールを「あれ、おかしいな」と何度も見返し、電話をいただいたときも「だまされてる?」と疑うほど(笑)。
信じられませんでした。と言うのも・・・
※エスパス モンプチ事務局よりモンプチ製品1年分が贈られました。
びスコより先に、アメリカンショートヘアの「王子」を飼っていたんですね。
日中ひとりじゃさみしいかな、もうひとりいたらいいなとショップに行ってみたら、生後2ヵ月の小さなスコティッシュフォールドがいて。それがびスコなんですけど、鼻水を垂らしていて、すごいぶさいく(笑)。これじゃ飼う人は現れないだろう、だったら私が飼おうと。小さい頃から見てきたので、私にとってびスコは“鼻垂れ小僧”のままなんですね。
そのイメージで「自分だけかわいいと思ってるのかな」と思っていたんですけど、今回皆さんからたくさんの投票と応援コメントをいただいて、とてもありがたくて。もしかしたらホントにかわいいのかもと・・・すみません、親バカで。
びスコはモンプチゴールドがお気に入り。全種類よく食べますが、中でもささみが一番好きかな。ドライフードでは、プチボックスのかつお節入りがお気に入りのようです。以前は好き嫌いがあって小食だったんですよ。子ねこ用を卒業する頃、次に何を与えてもあまり食べてくれなくて、カリカリなら2、3粒程度だったんです。それがモンプチのウェットをあげたらよく食べてくれるようになって。パウチのスープは先にそれだけ飲んで具が残っちゃうので、ドライにかけて出すようになりました。
最近は何でも食べるし残さなくなって、食が安定してきましたね。
ただし、兄貴分の王子がびスコのごはんを横取りしようとするので、食事中は私がしっかり見張っています(笑)。
ふたりいると性格も違って楽しいですね。慎重派の王子に対して、びスコは弟気質。天真爛漫で甘えるのもストレートです。とにかく声がかわいくて、ハトみたいに「クルックー」と鳴かれると、つい私も甘い声で応えてしまいます。我が家では遊ぶときは、ふたり同時で早い者勝ちなんですよ。びスコが先に来ちゃうと王子はすねて冷めちゃって。ずいぶん後になって遊びに来るんです。
そんなふたりだから最初は仲良しにならないだろうと思っていたのに、この頃は時々くっつきあっていて私の方がジェラシー感じるくらいです。参加しようと近づくと迷惑そうな顔をされてますますヤキモチ。仲良くしてくれるのはうれしいけど複雑です(笑)。
この数日前にオフィシャルキャットの初仕事で雑誌『ねこのきもち』関連のモデルを務めたばかりのびスコくん。でもやっぱり今回も、自宅に現れた見知らぬ面々に驚き、キャットタワーの一番上に避難して丸いお目々をさらに丸くしてしまいました。
そこでびスコママのお館さまが、大好きなとんぼのオモチャを揺らし「びスー」と誘いをかけると、先に夢中になったのは王子くん。その様子を見たびスコくんも遊びたいとむずむず。タワーから下りてきてくれました。
ご家族のご協力で徐々に緊張がほぐれたびスコくんは、オモチャにかぶりついたり、回転イスの上で寝そべったりと、寛いだ姿を見せてくれます。食事シーンの撮影では、来てほしいポイントに向かってカリカリを点々と置いていくと、思惑通りに食べながらポイントに到着。おかげで良い写真が撮れました。
「びスコにはこれからも自然体でがんばってもらって、私はサポート役を。びスコも王子も毎日楽しく幸せに、そして健康に過ごさせてあげたいですね」びスコくんとご家族の皆さん、ご協力ありがとうございました!