第9代 『エスパス モンプチ』公認オフィシャルキャット

シュガーちゃんに会いに行ってきました!

「薄いグリーンの目とピンクの鼻、そして丸顔の白黒ちゃん!愛らしい!」「日本猫の素朴なかわいらしさと素直な表情がとてもキュート」「ハチワレがかわいい!」と多くの人の目を釘付けにしたシュガーちゃんが、第9代のオフィシャルキャットに選ばれました。ビー玉のようにキラキラと輝く瞳のシュガーちゃんは、とてもシャイな女の子。そんなシュガーちゃんの住むお宅にお邪魔してきました。

PROFILE

性別・年齢
女の子・推定4歳
性格を一言でいうと
超がつくほどの恥ずかしがりやさん
おうちでお気に入りの場所は?
キャットタワーとクローゼットの中
名前の由来
奥さまがマリリンモンローの大ファン。
モンローが主役を演じた「お熱いのがお好き」での
役名が「シュガー」だったことから命名。
好きなモンプチ製品
「モンプチ セレクション(缶)」あらほぐしシリーズ
や「モンプチ ゴールド(缶)」極上まぐろなどの
ウェット製品。

シュガーちゃんとの出会いは?

先に飼っていたメロディ(6歳・女の子)が、我が家にやって来た当初は病弱で心配が絶えませんでした。それがようやく少し元気になってきたので、そろそろ遊び相手がほしいと思い、里親会のwebサイトで探していました。その時に、ちょうどいい月齢だったのがシュガーでした。きれいなハチワレで可愛いねぇと主人と我が家に迎えることに決めました。 我が家には、里親会の方が連れて来たのですが、ケージの中でコチコチに固まっていたシュガー。路上で他の野良猫と一緒にいて、ごはんが食べられずにやせ細っていたところを保護されたそうで、我が家に来た時もまだとても小さくて、痩せていたのを覚えています。極端に恥ずかしがりやなのか怖がりなのか、最初に見た時の怯えた表情は今でも忘れられません。今思えば、きっと辛いことがあって警戒心が強くなっていたのでしょうね。

受賞が決まった時のお気持ちは?

我が家に来てから順調に大きくなり、顔もふっくらと可愛くなりました。シュガーにとっても、私たちにとっても、また保護してくださった方にとってもいい記念になればとオフィシャルキャットに応募しました。
会社での勤務中に私の携帯が鳴り、知らない番号からでしたので、恐る恐る出ると、受賞の連絡でした。「え!?本当ですか?」と、会社の中なのに思わず大きな声で叫んでしまい、同僚を驚かせてしまいました。(笑)すぐに主人にも連絡をして、ふたりで喜びました。
ただ次の瞬間「シュガー、写真撮影できるかな?」という不安も。実は、私がシュガーに怒られずになでることができるようになるまで、3年もかかったのです。未だに来客時には2階に行ったきり、下りてくることはありません。あまりに姿を見せないので友人の間では「幻の猫」とさえ言われていましたから。
受賞の連絡があった日は、主人は仕事帰りにごほうびの新しい首輪を買ってきました。そのリボンの首輪を付けたシュガーが、お祝いのモンプチを喜んで食べる姿を見ながら、「これから大丈夫かな?」と主人と話したことを覚えています。

シュガーちゃんの普段の素顔は?

怖がりで恥ずかしがりや、なかなか心を許さないシュガーですが、我が家に来てすぐにメロディにだけは心を開いていました。少しずつ2匹の距離が縮まり、1週間後にはべったりくっついて寝るようになっていました。メロディも自分がお姉ちゃんだって思っていたようで、常にシュガーのことを気にして、そばに寄り添っていました。
メロディはシュガーと対照的に、社交的で人懐っこい猫です。そんなメロディがいてくれたから、メロディを通じて少しずつ私たちにも心を許してくれるようになったと感じています。シュガーも、最近になってようやく私には甘えるようになりました。ソファに座っていると「撫でて!遊んで!」と寄ってきますし、私が夜中にトイレに起きると、必ずシュガーも起きてついてきます。こちらから近づくのではなく、シュガーのペースに合わせて、甘えてきた時には大きく包み込んであげるようにしています。「大丈夫だよ。安心していいよ」と。
甘えたくて甘えたくて仕方がないのに、甘え方がわからなかったのでしょうね。そう思うと愛おしくてたまりません。

モンプチ愛なエピソードを教えてください。

我が家に来た当初、5ヶ月の月齢にしてはとっても小さかったので、大きくなってほしいと思い、モンプチを食べさせていました。するとみるみる顔も体もふっくらとして元気になりました。モンプチが大好きで、本当によく食べています。お誕生日や何か特別な日に、シュガーとメロディにモンプチをあげています。受賞が決まった日もあげましたし、今日ももちろんあげます。
いつもはカリカリなので、2匹ともしっとりしたウェットタイプのモンプチは大好物です。よほど満足するのか、食べたあとの顔洗いを3分ぐらいしていますよ。

今後の抱負は?

実は実家では犬を飼っており、どちらかと言うと犬派でした。たまたま旅先で瀕死のメロディと出会い、病院に連れて行ったことから、猫が愛おしいと思うようになったのです。今では誰もが認める、大がつくほどの猫好きです。やはりメロディとシュガーとの出会いがあり、猫のことを深く知るようになったからでしょうね。
猫はどこか野生っぽさが残っている生き物だと思うのです。特にシュガーは警戒心が強く、なかなかなついてくれませんでしたから。そんな猫が少しずつ私を信頼してくれて、少しずつ心を開いてくれる。それがたまらなく嬉しいですし、かわいいんです。
シュガーは元のらちゃんでした。しかもあんなに小さくて弱々しかったのが、こうして栄誉あるモンプチのオフィシャルキャットに選ばれるなんて夢のようですし、これまでシュガーを支え、見守ってくださっている里親会の方も、受賞を聞いたらきっと涙を流して喜んでくれると思います。小さいころに辛い思いをしたからでしょうか、怖がりで逃げてばかりのシュガーですが、この受賞をきっかけに、少しでも皆さんの前に出られるようになり、できるだけ多くの方から幸せをもらって、豊かな気持ちで毎日過ごせるようになってほしいと願っています。また、シュガーがオフィシャルキャットとして頑張っている姿を見てもらうことで、懸命に保護活動をされていらっしゃる方々の励みになれば嬉しいですね。

編集秘話

「朝から何かがあると感じていたのか、2階に閉じこもったまま下りてこないんです」とご主人。とりあえずやってみよう!ということで、リビングで撮影のセットをした後に、奥さまにシュガーちゃんを抱き抱えて下りてきてもらいました。その瞬間、奥さまの腕の中から飛び出し、一目散に2階へ駆け上がってしまいました。何度リビングに連れて来ても、同じことの繰り返し。2階にある奥さまのクローゼットの扉を自分で開けて、その中に隠れたまま出てこようとしません。そんなシュガーちゃんを心配してか、何度も様子を見に行くメロディちゃんの姿がとてもけなげで、姉妹愛を感じてしまいました。

狭い空間で限られた人となら大丈夫かも…ということで、2階のベッドルームにシュガーちゃんとカメラマンだけに。しばらくすると落ち着いてきたのか、シャッター音にも怯えなくなり、少しずつ撮影にも慣れてきた様子。ただモンプチ製品と一緒の記念撮影はどう工夫しても、シュガーちゃんは応じてくれません。「ここでなら!」と奥さまが、クローゼットの中に隠れているシュガーちゃんの周りに製品をそっと並べて、そこでパシャ!何が起こっているのかよくわからない!?というような、少しビックリした表情のシュガーちゃん。奥さまとご主人が声をかけたり、おもちゃを見せたりしながら、できるだけかわいい表情を見せてほしいと必死に頑張ってくださったおかげで、ベストショットが撮れました。ビックリの連続で、シュガーちゃんごめんなさいね。 そして何と言っても、この日の一番の殊勲賞はシュガーちゃんの気持ちをほぐしてくれたメロディちゃんに。ご褒美のモンプチをたくさん食べさせてもらえたそうです。シュガーちゃん、メロディちゃん、お疲れ様でした。