
「バリスタ」で楽しめる「ネスカフェ」や「レギュラーソリュブルコーヒー」の特長やヒミツを紹介していきます。コーヒーについてより詳しく知ることで、いつもの1杯がさらにおいしく楽しめるかも!?
2022.01.27
あの人の“わたし時間レシピ” vol.17
今回は、ご自身の育児エッセイ漫画や企業のイラスト制作を手がけ、ママ世代の支持を集める漫画家・イラストレーターのタソさん。
元アイドルでもあり、IT企業でOLとしても働いていたという異色の経歴を持つタソさんに、漫画家になったきっかけや、得意な家事の時短術などについてうかがいました。そんなタソさんの「わたし時間レシピ」をご紹介します。
実は、漫画家になるまでいろいろな職種を経験してきました。高校を卒業後、印刷会社に就職。その後、当時流行していたSNSで見つけた募集をきっかけに、アイドルの道へ。また、アイドルをしながらもメイド喫茶で働き、会社員・アイドル・メイドと3足のわらじを履くことになりました。
もともとアイドルになった経緯は、当時流行っていたSNSで友人が「一緒にCDを出してくれる人募集!」という名目で仲間を募っていたところに、歌うことが好きだからやってみたい!と気軽な気持ちで立候補してみると、それがなんとアイドルとしてCDデビューが決まっていたというものでした。
最初は驚きましたが、一度やると決めたからには、と決心をしてアイドルの道に。
当時、日中は印刷会社で会社員として働き、お休みの日はアイドルとしてフェスやライブに出演、テレビ出演をこなす多忙の日々をがむしゃらに過ごしていました。ただ、当然アイドルとしての道は厳しく、“売れる”といえる状況にはほど遠いものでした。
そんな中、今の私に何ができるだろう?と悩んだ結果、「メイド喫茶で働けば、お客さんがファンになってくれるかもしれない!」という考えに至り、メイド喫茶でも働くことに。
今思えば、なんて行動的なんだろうと自分でも感心してしまいます(笑)
それからしばらくして、働いていた印刷会社が倒産してしまい、ITベンチャー企業のOLに転職しました。そこで夫と出会い、結婚。その頃からインスタグラムをはじめました。
当時働いていたITベンチャーは忙しく、仕事に追われ、日々充実しつつも少し息苦しさを感じていました。そんな中、なにか「スキマの時間でできる趣味」があればと思い、漫画を書き始めたのが転機に。気軽な気持ちで、インスタで夫とのなれそめ漫画を投稿し始めたことをきっかけに、SNS上でたくさんの反響をいただくようになり、漫画家・イラストレーターの道に進むことになりました。
漫画家になりたいという淡い思いは、遡れば小学校の頃から抱いていたように思います。
当時、わたしが描いた漫画をクラスの友達が回し読みしてくれていました。私が好きだった男の子をテーマに漫画をかいてみたり(笑)、みんなに「おもしろい!」と言ってもらえることが何より嬉しくて、たくさん漫画を描いたことを覚えています。その頃から、日常の中から「私なりの視点で面白いと思うことを見つけて表現する」ことに愉しみを見出していたのかもしれません。
わたしの漫画は、息子との日々の出来事や、夫との何気ない会話など、日常のなかで私がおもしろいと思ったエピソードをもとに描いています。日々の生活の中で「今のめっちゃおもしろいやん」と思ったことはすかさずメモして溜めておく。
インスタグラムにアップする4コマ漫画を1本描くのにかかる時間はおおよそ30分。メモからストーリーを膨らませながらiPadで漫画を描いていきます。漫画を描くとき、まずは、セリフだけを先に埋めていくのがマイルールです。セリフを先行してコマ割りをしていくことで、作画に関わらず、その時感じた感情をリアルに表現できるように思います。
毎日SNSでアップする内容は、自分のSNS上で反響が高かった漫画や、他の作家さんの作品を研究しながら、決めるようにしています。最近では、インスタ以外にも、ブログ・Twitter・音声プラットフォームVoicyなども更新しています。
Twitterでは、文字量を多く伝えられるので、4コマ漫画だけでは伝えきれない細かい表現ができたり、Voicyでは、音声で発信するので、漫画では描ききれないことや作品の裏側なども伝えられたり。
それぞれの媒体で表現できることが変わるので、試行錯誤しながらさまざまな発信をするように心がけていますが、家事や育児で大変な世の中のママ・パパに、スキマ時間に、クスっと笑えて、共感してもらえる機会を届けることができればなと思っています。
最近は、お仕事、育児や家事と忙しい毎日の中で、日々をもっと充実させるために「家事をいかに時短できるか」というライフハックにこだわっています。
例えば、我が家では家族3人の夕ご飯を週末にまとめて1週間分作り置きしています。
はじめは、量も種類も多くて手こずってしまい、コツをつかめるようになるまで時間がかかっていましたが、いまでは夫と手分けして1人2時間ずつで作れるようになりました。
盛り付けもワンプレートで、洗い物を最小限に。ひとつのプレートにおかずとご飯を盛り付けると、レンジでチンする回数も最小限で済むので、超時短になっています。夫と2人暮らしの時は、大皿から取り分けてひとりずつ取り皿、小鉢などを用意していましたが、息子が小さい今は一緒にワンプレートで食べるスタイルにしています。
息子がもう少し大きくなったら、食べる順番など基本的な作法を身に付けてほしいのでワンプレートは卒業しようと思っていますが、今は時短してできた時間で、家族と触れ合う時間を優先しようと思っています。
家事の時短においては、「バリスタ」も一役買ってくれています。
今まで、朝の一杯のコーヒーを淹れるために、お湯を沸かしたり豆を挽いたりと少し工程が多かったのですが、「バリスタ」を使い始めてからはワンタッチでおいしいコーヒーが淹れられるようになり本当に便利になりました。
今は何事も、自分だけで頑張りすぎず、楽しむことを心がけています。
以前、新しい仕事や家事、子育てに、いっぱいいっぱいになってしまった時期がありました。
そんな自分に気づいてから、意識的に頑張りすぎないようにすることで、少し肩の力を抜いて生活できるようになった気がします。
今は、家事は夫と一緒に楽しみながら取り組んだり、知恵や機械にうまく頼る。そうすることで、我が家ではコミュニケーションする時間もたくさん創れるようになりました。
日々の何気ない家族との会話が、わたしにとっては宝物。日常の中で楽しい・面白いと思える時間を自分から創って、漫画やイラストに変えていければと思っています。
「バリスタ」をより長く、便利に、楽しんでお使いいただけるよう、日々のお手入れ方法のご紹介や便利機能の紹介、オリジナルレシピの提案など様々な角度から「バリスタ」の情報をご紹介していきます。
コーヒーとクリーマー、2つのタンクで、プロが作るような本格的なコーヒーやカフェラテをワンタッチで楽しめる「バリスタ」