
「バリスタ」で楽しめる「ネスカフェ」や「レギュラーソリュブルコーヒー」の特長やヒミツを紹介していきます。コーヒーについてより詳しく知ることで、いつもの1杯がさらにおいしく楽しめるかも!?
2022.03.10
あの人の“わたし時間レシピ” vol.20
今回は、SNS上で「こんな喫茶店があったらいいな」を表現、多くの喫茶店の取材や、書籍の出版など精力的に活動するクリエイター「空想喫茶トラノコク」さん。
日々のコーヒーの楽しみ方、作品へのこだわりなどついてうかがいました。今回は「空想喫茶トラノコク」さんの「わたし時間レシピ」をご紹介します。
打合せや仕事の合間には必ずと言っていいほどコーヒーを飲んでいます。
「空想喫茶トラノコク」では、さまざまな喫茶店に取材にいくこともありますが、お店に入ったとき「このお店はどんなコーヒーを淹れてくれるのかな」といつもワクワクしてしまいます。
コーヒーとの組み合わせで僕が好きなスイーツは、チーズケーキです。チーズケーキのねっとりとした食感と、甘すぎない大人な味わいがコーヒーによく合います。喫茶店ごとにコーヒーの味わいが違うように、チーズケーキにもお店の個性が表れるのも特徴的。お店にあれば、迷うことなくオーダーしてしまう一品です。
色々なお店でコーヒーを飲んでいますが、最近、特に印象的だったコーヒーは“ウイスキー樽の中でエイジングしたコーヒー豆からコールドブリューコーヒーを抽出した一杯”です。コーヒーの抽出の仕方はもちろん、豆を樽で熟成するところから丹念に時間をかけることでこんなにも重厚な味わいになるんだと驚きました。コーヒーは、知れば知るほど奥が深いです。
家ではペーパードリップや、「バリスタ」でコーヒーを淹れて楽しんでいます。
「バリスタ」ではアイスコーヒーも淹れられるので、アイスコーヒー好きな僕はすごく重宝しています。ワンタッチで、季節を問わずいつでもアイスコーヒーを楽しめるのは本当に嬉しい。忙しい朝には、起きたらアプリでスイッチを入れるだけで、身支度中に美味しいコーヒーが出来上がっているのですごく便利です。コーヒーを飲んで、気持ちを整えて一日を始めるのが日課です。
「空想喫茶トラノコク」は、「あったらいいな」という妄想から生まれた架空の喫茶店です。
名前の由来は、“寅の刻”で、明け方の4時位の時刻を意味します。深夜、空想の喫茶に入店してくれたひとたちが出ていくとき、朝日を見ながら一日を前向きに始められるように、という願いを込めてつけました。
現在は、SNSを中心に、昭和純喫茶のような雰囲気の中で、旬のスイーツや喫茶メニューを織り交ぜ、懐かしさとともに新しさも感じてもらえるような、スイーツやレシピを紹介しています。
昨年喫茶メニューのレシピなどを紹介する本を出版させていただき、おかげさまで、たくさんの反響をいただいています。
現在、「空想喫茶トラノコク」は僕と先輩と後輩、地元の友人の4人で進めているプロジェクトで、日常の仕事とは別に、プライベートなプロジェクトとして仲間と一緒に作ってきました。
これまで、さまざまな喫茶メニューを撮影&紹介していますが、いつも撮影前に「今日はどういうコンセプトで撮っていこうか」という話し合いをします。
雑談のような会話の中から、いろんな視点・意見が出てくるのが面白い。仲間たちとの会話がインスピレーションの源泉です。
その時も、みんなでコーヒーを淹れて飲んでますね。コーヒーって、その場にあると場の雰囲気を柔らかくしてくれる効果があるので、みんなで飲むことで力が抜けて、どんどん話を前に進められる。本当にいつもコーヒーには助けてもらってます。(笑)
写真の撮り方にはこだわっています。気にかけるポイントはたくさんありますが、僕たちが特に大切にしていることは、自然光で撮影することですね。スイーツって、自然光に照らされるとキラキラしたり、色合いがくっきり出たりするんです。
自宅兼撮影スタジオでは、いちばん自然光が美しく入る窓際で、窓から入る光を利用して昼から夕方まで撮影しています。光を活かしてスイーツのいい色合いを表現できるかが勝負です。
おうちでも“映えるカフェ写真”を撮ってみたい方には、色が層になっているソーダドリンクなんかはバリエーションも豊富ですし、手軽に楽しめるのではないでしょうか。
作り方はとても簡単です。甘いものから下層に溜まっていくので、氷を入れたら先に加糖のソーダを注いで、ゆっくりとスプーンで合わせるドリンクを水面に落としていくだけで透明色の上にグラデーションが綺麗なソーダが作れます。
飲み物だと、準備するものも多くなく始められるので挑戦しやすいのではと思います。
「空想喫茶トラノコク」では、見ていただいた方にひとときの癒しの時間をお届けできたら、という思いで発信しています。僕たちの発信をきっかけに、生活の中でふっと心をほどく時間を作ってもらえたらとても嬉しいなと思います。
でも、今はまだ“空想の中の喫茶店”。将来は、この空想を現実にしていくのが夢。出版した本もたくさんの反響をいただいており、夢の実現に一歩近づけた気がします。
いつか、現実の世界に存在する「喫茶トラノコク」で、多くの方をお迎えできるようにこれからも頑張っていきたいと思います。
わたし時間 レシピ
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