Sorry, you need to enable JavaScript to visit this website.
Skip to main content
「バリスタ マガジン」
「バリスタ マガジン」

あの人の“わたし時間レシピ” vol.29 ネイルアーティスト なかやまちえこさん

2022/7/28

今回は、ネイルアーティストのなかやまちえこさん。ネイルサロンにとどまらず、ジェルネイルのコラボレーションプロデュースやネイル講師としてもご活躍されているなかやまさんに、ネイルアートの可能性や、ネイルを通じて世界観を発信する楽しさについてうかがいました。

そんななかやまさんの「わたし時間レシピ」をご紹介します。

コーヒーと私


私にとってコーヒーは、毎日ご機嫌に過ごすためのアイテムです。

毎朝、決まってカフェでソイラテをテイクアウトし、サロンや現場に向かうのが私のルーティンです。

その移動時間で今日のスケジュールを確認したり、頭の中を整理して朝の時間を有効活用することをこころがけています。一日の始まりの朝をスムーズに過ごせると、その日はずっとご機嫌で過ごせるので、朝コーヒーは1日のモチベーションを維持するために必要不可欠な存在です。

「イメージをふくらませるときも、創るときもコーヒーとともに」

「イメージをふくらませるときも、創るときもコーヒーとともに」

お客様と接しているとあっという間に一日が過ぎていくので、合間をぬって休憩をとるようにしています。

休憩の合間には「バリスタ」を使って、ホットのカフェラテを淹れて飲むことがほとんど。「バリスタ」は見た目もスマートで、ネイルサロンの雰囲気にもマッチするのでインテリアとしても活躍してくれてます。

休憩の合間にカフェラテを1杯飲むとほっと一息つくことができお腹も満たされて、次のお仕事への活力に。

ひとりでネイル制作をしたり、デザインのイメージを膨らませたりする時間も、コーヒーを飲みながら作業しているので、お仕事をしている間ずっと共に過ごしています。

コーヒーは、場面に応じて気分を切り替えてくれたり、集中力を持続させてくれるので私の生活には欠かせないものですね。

我が家では、昔から毎週日曜日には父が料理を担当していました。

夕食の後は決まって、父がコーヒーを淹れて飲みながら母とゆっくり時間を過ごしているのを見て、小さいころからコーヒーへの憧れがあったことを覚えています。

たまに父が淹れたコーヒーで、私も一緒に食べられるようコーヒーゼリーを作ってくれることがありました。当時は、それにアイスクリームやホイップクリームをのせて食べるのが大人の仲間入りした気分にもなれて、週末の楽しみな時間のひとつでした。家族団欒でコーヒーを楽しむ習慣があったからこそ、大人になったいまもコーヒーを飲む時間は特別贅沢に感じます。

我が家では、昔から毎週日曜日には父が料理を担当していました。
「生徒には還暦超えた方も。ネイルはやりたいと思えばいつでも始められる」

「生徒には還暦超えた方も。ネイルはやりたいと思えばいつでも始められる」

もともと、初めからネイリストになろうと目指していたわけではなく、ファッションやデザインへの興味を入り口に、自ずとネイルの世界に導かれていきました。

高校卒業後、趣味で自分の洋服を作っていたこともあり、服飾の専門学校の体験授業に参加したんです。

その中で、自分がやりたいイメージと現実にギャップを感じ「ネイルであれば自分のデザインをもっと表現できるかも」と、ネイルスクールの体験授業に行ってみたことをきっかけに、この世界に飛び込むことになりました。

それから2年弱でネイルスクールを卒業したあとはネイルサロンで勤務し、その後自分のお店を持って、ネイルサロン店を7年ほど経営しました。現在はお店のサロンワークのほかにも、雑誌撮影やメーカーさんとのお仕事、ネイルスクール講師のお仕事もいただけるようになり、ネイルの可能性を伝える機会がぐっと増えたことが何より嬉しく感じています。

現在、講師をつとめるスクールの生徒さんには、主婦の方や還暦を超えた生徒さんもいらっしゃって、やりたいと思ったら、いつでも始められるのがネイルの良さだと、つくづく感じます。

私の指導方針は、まずは上手い人の技術をきちんと見て、自分と何が違うのかを理解してもらえるようにすることから。最初は、自分でうまい下手の違いはわかっても、どの工程を直せばうまくなるのかがわからないと思うので、なるべく工程の要素を分解して、論理的に伝えることも心がけていますね。

それと同時に、「こうするべきだ」と教えたとおりの型にはまっていては技術力は伸びないので、生徒さんたちの個性も大切にしながらレッスンをすすめるよう心がけています。

「その日“かわいい”と思ったものを表現する、365日ネイル投稿」

サロンワークや、講師など日々やることが多い中でも、想像力を刺激して制作する時間を1日のうちに必ず設けたいという思いから、今年の1月1日から新たにチャレンジしているのが、毎日デザインを変えた“365日ネイル”の投稿です。

「インスタで、ネイルを使ってどんなことを発信したら楽しいかなぁ」と友人と話していたときに、「仕事の合間や家でゆっくり過ごしているとき、インスタできれいなネイルを見ると癒されるよ。あ、今日はこんなニュアンスの1日だな、と元気になれる」と言われたことがきっかけ。

毎日デザインの違う365日ネイルを制作することはなかなか大変ですが、その時にかわいいと思うもの、キレイだと思うものを表現することで、クリエイティビティが刺激されイメージがどんどん湧いてきます。

1か月が過ぎてその月のネイルアートを振り返ってみると、季節やその日の出来事や私の感情、そのときハマっている色やモノが、ネイルにしっかり現れてるんですよね。私にとって、ネイルはまさに心の鏡なんだなと感じます。

「その日“かわいい”と思ったものを表現する、365日ネイル投稿」
(取材日の夜のネイル投稿は、コーヒーモチーフで製作してくださいました)

(取材日の夜のネイル投稿は、コーヒーモチーフで製作してくださいました)

ゆったりと過ごす休日には、「こんなお休みの日にはコーヒーとドーナツを食べてまったりしたいなぁ」と思い、くまのコックさんとコーヒーをモチーフにネイルを制作しました。

ゆくゆくは、365日ネイルで日めくりカレンダーを作ってみても楽しいかもしれないですね。

ネイルをキャンバスにして、どんどん想像力がひろがっていくところもネイルアートの醍醐味です。

これからもみなさまに「1日の終わりになかやまさんのネイルを見ると癒されるなぁ」と思ってもらえるように、365日ネイルの投稿を続けていきたいと思ってます。

「ネイルは自己表現、自分の“好き”を身にまとえるアート」

私のネイルのコンセプトは、ファンタジックさと儚さが詰まった“ゆめかわいい”です。

ファンシーで乙女な世界観からインスピレーションをうけ、ネイルのデザインに落とし込んでいます。淡い色合いのグラデーションカラーや、キラキラとラメが入った色合いをベースにすることが多いですね。

もともと、テーマパークや遊園地など、カラフルな色づかいの中にもテーマに統一感があるエンターテイメントが創るファンタジーな世界観が好きで、たまにテーマパークに訪れては「ネイルにデザインするとどうなるかな?」と考えることがインスピレーションの源になっています。

ネイルは、自己表現の一部。自分の“好き”を身にまとえるアートです。「かわいいなと思っても、なかなかファッションとして挑戦できていないデザイン」をネイルで表現していけたらと思います。

「ネイルは自己表現、自分の“好き”を身にまとえるアート」
ファッションのようにネイルアートにも流行があって、最近はカラフルでクリアな色味で立体的に表現する“ぷくぷくネイル”や、見る角度や光の加減で色が幻想的に変化する“オーロラネイル”が人気ですね。

ファッションのようにネイルアートにも流行があって、最近はカラフルでクリアな色味で立体的に表現する“ぷくぷくネイル”や、見る角度や光の加減で色が幻想的に変化する“オーロラネイル”が人気ですね。

サロンに来てくださるお客様には「デザインは、なかやまさんにお任せします」と言っていただけることも多いので、会話の中から「かわいいものがお好きそうなのでグミっぽいくまさんと、夏っぽい果物をおいてみるのはどうですか?」など、お客様の好みに合ったデザインを提案するようにしています。

身近にある食べ物や植物、本、アートなどから「これをネイルにしたらどうなるんだろう?」と、試しにパーツを作ってみるということもしばしば。ネイルをより多くの方に気軽に楽しんでもらえるよう、日々の生活の中からインプットしてデザインのバリエーションに落とし込むことは私のライフワークになっています。

「手や爪のケアは保湿が肝、お湯は乾燥対策の大敵」

サロンに来てくださるお客様とは、特に美容の話で盛り上がります。

この前、お客様に教えてもらい使ってみてびっくりしたのは、シルクの枕カバー。

ネットで買えるのですが、その枕カバーを使った翌朝、ブリーチで寝癖がつきやすい私の髪でも、寝癖がほとんどつかなかったのにはホントに驚きました(笑)

サロンに通ってくださっているお客様は、普段からいろんな美容情報にしっかりアンテナを張っている方が多いですね。みなさん本当に普段から美意識が高くて、お話ししながら感心してしまうほど。生の美容情報は、ほとんどお客様からうかがってるんじゃないかなとおもいます。

私は手や爪のケアについてよくご質問をいただくのですが、やはり“保湿”が肝。特に、お湯を使ったあとにケアすることが大切です。実は水よりもお湯のほうが乾燥対策の大敵なので、お風呂あがりや食器洗いの後にはこまめにハンドクリームやオイルを塗ることをお勧めしています。

手元のこまめなケアが難しい方は、朝晩のスキンケアの後すこし手元に余った美容液やオイルを爪まわりに塗り込む習慣をつけるといいと思います。少し意識するだけで今日から簡単に始められる爪ケアなので、ぜひ試してみてくださいね。

「手や爪のケアは保湿が肝、お湯は乾燥対策の大敵」
「一人でも多くの人に、“気分が上がるネイル”を届けたい」

「一人でも多くの人に、“気分が上がるネイル”を届けたい」

最近では、ネイルは女性だけのものではなく、性別や年齢の垣根を超えて幅広く愛されるようになってきています。

少し前だと、職業柄ネイルができない方が多かったり、世間のイメージ的にも「ネイルはきらびやかで派手なもの」という贅沢品のイメージが強かったですが、今ではネイルOKの会社が増えていたり、男性も積極的にネイルをファッションとして取り入れてくれることが多く、時代を経てより身近な存在になってきているなと感じます。

ネイルアートは、約1か月のあいだ毎日一緒に過ごす相棒のような存在。

ふと手元を見て「今日も爪がかわいい!一日頑張れる!」と感じてもらえるような瞬間を、ネイルを通して、より多くの方に届けていきたいと思っています。

なかやまちえこさんの“わたし時間”レシピ

01. ソイラテをテイクアウトして現場に、移動時間に頭の中を整理する

02. 日々の中で触れる新しいものを、ネイルのデザインバリエーションに落とし込む

03. ネイルをキャンバスに自分を表現、365日違うネイルを発信する

【なかやまちえこさんProfile】

日本のネイルアーティスト。数々の有名人のネイルを担当している。

American NAIL CUP 2005 in NAGOYA 総合チャンピオン、NAILX NAIL COMPETITION 2006 ミックスメディアアート1位ほか、多数受賞歴を持つ。現在、Yahooジャパン認定のネイルクリエイター、NPO法人日本ネイリスト協会認定講師をつとめるなど活動の幅を広げている。

なかやまちえこさんの“わたし時間”レシピ

【ワンポイント「バリスタ」】「バリスタ」アレンジレシピ

■「バリスタ」で作るアイスアーモンドラテ(41kcal)

アーモンドミルク入りのアレンジラテも、「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」ならおうちで手軽に作れます。「ネスカフェ ゴールドブレンド コク深め」とアーモンドの深みのあるハーモニーをお楽しみください。

【作り方】

①耐熱グラスに氷を入れてアーモンドミルクを注ぎ、「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」にセットし、エスプレッソタイプ/アイスボタンを押します。

②アーモンドをトッピングします。

ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ W[ダブリュー]

今回登場した「バリスタ」はこちら!

ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ W[ダブリュー]

Wi-Fi接続に対応した「バリスタ」

申込みをすれば、飲むペースに合わせてコーヒーが届く「マイペースお届け便」が利用可能!

Let's talk Coffee! ブレンドコーヒーの作り方色々

Let's talk Coffee! ブレンドコーヒーの作り方色々

産地や品種由来の個性と、焙煎によって生まれる様々な表情を組み合わせ、無限の香味世界を創り出す作業が"ブレンド"です。ベースになる豆を明確に決めてその上に構築するバランス型のブレンドや、異なるキャラクターを均等に混ぜ合わせるミックス型など、ブレンドには多様な考え方があります。「ネスカフェ ゴールドブレンド」では、徹底した焙煎管理によりコーヒー豆の個性を最大限に引き出す"スターロースティング"という製法を導入しました。コーヒー豆の特長に合わせて、徹底した時間管理と温度管理で焙煎し、コーヒー豆の特長を最大限に引き出す製法で、繊細に織りなす上質な香りと、すっきりとした後味を実現させました。

Components

「バリスタ」情報をもっと見る

「バリスタ」情報をもっと見る