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「バリスタ マガジン」
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あの人の“わたし時間レシピ” vol.31 YouTuber 1人前食堂・Maiさん

2022/8/25

今回は、日々の料理を綴った動画をYouTubeで発信する、1人前食堂・Maiさん。おいしそうな料理はもちろんのこと、独特なナレーションやふんわりした雰囲気に癒されると評判のMaiさんに、動画配信のきっかけやレシピ考案のヒントについてうかがいました。

そんなMaiさんの「わたし時間レシピ」をご紹介します。

コーヒーと私

私にとってコーヒーは、生活と生活の隙間を埋めてくれる存在。

どんなに忙しくても隙間時間にコーヒータイムをとることで、気分をリフレッシュすることができます。

1日大体2杯、朝起きてから1時間後と、昼食後または15時過ぎに飲むのが私の日々のルーティンです。

私の場合、1日の中で16時から20時が“集中タイム”なので、その前にコーヒーを飲んで頭の中をすっきり整理させています。

また、週に1回リラックスタイムでノンカフェインのコーヒーを飲む習慣も。

カフェインレスコーヒーは、ミルクをいれてラテにして飲むとさらに入眠しやすくなります。1週間疲れた体をコーヒーが優しく包んでくれるので、週末の寝る前によく飲んでいます。

コーヒーと私
「淹れたてのコーヒーの薫りが漂う空間が好き」

「淹れたてのコーヒーの薫りが漂う空間が好き」

おうちでは、ブラックコーヒーをインスタントやハンドドリップで淹れて飲むことが多いです。

エスプレッソマシーンがおうちにあるので、カフェラテやエスプレッソを淹れて飲むこともあります。朝の時間はできるだけゆっくり過ごしたいので、時間をかけてコーヒーを淹れて、徐々に目を覚まさせていくのが好きです。

「バリスタ」は、おうちでの撮影やお仕事の合間に、ワンタッチで淹れられてとても便利。

学生時代から、喫茶店にいくことが好きで、学校の近くの喫茶店によく通っていました。そのころから、コーヒーの淹れたての薫りが漂う空間にいるととても落ち着くんです。「バリスタ」でコーヒーを淹れると、ふわっと薫るコーヒーアロマがお部屋に広がって、おうちにいながら喫茶店に来たような気分に。「バリスタ」は自宅のわずかな時間にも上質なコーヒータイムを演出してくれる、私のいやしアイテムです。

「友人と一緒にお茶してる感覚で動画を楽しんでもらいたい」

もともとは「美味しいごはんをできるだけ記憶しておきたい」という気持ちからインスタやツイッターで発信をはじめ、2019年からYouTubeで動画を配信し始めました。

私の動画では、料理を作るまでひとり語りのナレーションをいれます。

最初は、お料理番組のようにトークしながら料理をすることにもトライしてみたのですが「料理をしながら、カメラに向かって解説やトークをする」って、あまり日常的にはしないこと。だから、ついついカメラを意識してしまい、上手く行かず、自分がトークと料理を同時にするのは苦手なんだと気づきました。

そこからは、自分に合ったやり方で見てる人に楽しんでもらえないかと模索した結果、料理しているときに頭に浮かんだ言葉をナレーションとして入れる現在の形に。そうすることで、映像でもトークの部分でも、より自然体の私らしく表現できるようになりました。

私のYouTubeでは、視聴者さんが友人と一緒に料理したり、おしゃべりしたりしている感覚で動画を楽しんでもらえればいいなと思っています。

「友人と一緒にお茶してる感覚で動画を楽しんでもらいたい」

「豆乳チャイプリン」「おからと豆腐のティラミス」「甘酒ヨーグルト」「バナナきな粉たっぷりパンケーキ」

昨年には、YouTubeでの発信をきっかけに、レシピ本も出版させていただきました。

私はスイーツも大好きなんですが、甘いものへの罪悪感って、どうしてもありますよね(笑)。

それでも「甘いものを我慢し続ける人生なんていやだ!」というわがままな私自身の願いをかなえるべく生み出した、おやつレシピを紹介しています。

たとえば小麦をオートミールやおからに代用したり、砂糖の代わりにラカントで作るなど、栄養をとりながら甘いものを罪悪感なく食べられるように工夫してみました。

自分で作ると少し手間はかかりますが、おうちで美味しくてヘルシーなスイーツが楽しめると、1日充実した気持ちになれて一石二鳥です。

「取り留めない日常を、“おいしい記憶”として残したい」

私のレシピ動画は、小さい頃から大好きだった文学作品や映画やアニメにかなり影響を受けているなと思います。

私は小さい頃から文学が大好きで、村上春樹さんや向田邦子さんの小説を学生時代に何度も繰り返し読みました。文章だけで美味しいと感じさせることができるんだ、と感銘を受けたことが私の原点です。

「取り留めない日常を、“おいしい記憶”として残したい」
ジブリ飯ラピュタパン

これまで映画やアニメもたくさん見ましたが、作品を見終わった後、作中に出てくるごはんや食事シーンが、物語と一緒に映像記憶として鮮明に自分の中で残っていることも多くありました。

「こんなごはん食べてみたいなぁ」と思った当時の記憶が大人になっても強く残っていて、料理を通して、私も自分らしく表現したくてYouTubeでの発信をはじめたのが、今の私のきっかけになりました。

おいしいものを食べることが、私の人生で一番好きな時間。

食べることは、取り留めのない日常の断片かもしれないけれど、YouTubeを通して視聴者さんと一緒に楽しむことで、日々の食事が多くの方の“おいしい記憶”として残ったら幸せだなと思います。

「レシピは一期一会、その日の気持ちを丁寧に綴っていく」

YouTubeの中で紹介している料理は、私がその時に本当に食べたいと思ったもの。「おなかすいたな、食べたいもの作ろう」とキッチンに立っているので、私の日常がそのまま動画になっています。

つい先日も、「暑い日の朝を爽やかに過ごしたい」と思い立ち、前日の晩からフルーツポンチを仕込みました。

それから、翌日の朝、仕込んだフルーツポンチに炭酸水を注いで食べ、すっきりと1日を始める。その日はとても暑かったので、ランチに軽く食べられるおかずクレープを作ることに。オートミールでクレープ生地をつくり、きゅうりとささみのサラダクレープと、バターの代わりにアボカドをのせたヘルシークレープ2種を。夜には、お昼に仕込んだささみと、夏野菜で自家製サルサを作ってタコライスプレートに。

こんな風に、その日私が感じたこと、季節や天気がそのまま料理になっていて、私の日記を“ご飯だより”として皆さんに見ていただいている感じです。

なので、YouTubeの中でご紹介している料理は、料理ジャンルの枠はなく、手元の食材と私の気持ちで日々変わっていきます。馴染みのない食材の組み合わせも「この前レストランで食べた料理を家庭料理にアレンジしてみるとおいしいかな?」など、「過去の私」と「今の私」と会話しながら、レシピが出来上がっていく感覚がとても楽しい。レシピを作る時、その日思いついた組み合わせとの出会いが面白くて、ついつい一人前以上作っちゃうことも多くあります(笑)。

私にとって、レシピは一期一会のもの。そんな新しい出会いを楽しみながら、丁寧に動画として残していきたいと思っています。

「レシピは一期一会、その日の気持ちを丁寧に綴っていく」
「小さな幸せが広がっていく実感が、継続の原動力に」

「小さな幸せが広がっていく実感が、継続の原動力に」

YouTubeでは、「料理を毎日しなきゃいけない、となるとちょっとハードルが高いな」という方にも実践してもらえるような、食材と調味料を合わせて冷凍するだけの作り置きレシピも紹介しています。

料理好きな私も、今日は時短でサッと食べたいな、という日ももちろんあるので、そういう日のレシピも紹介してみることにしました。

例えば、チンジャオロースやチーズタッカルビなどのメインおかずも、容器に食材と調味料をいれて冷凍するだけで作り置きができちゃうんです。食べるときには、冷凍庫から取り出してレンジで解凍すれば、そのまま食べられる優れもの。毎日料理をする時間がとれなくても、簡単に食べられる美味しい冷凍おかずがおうちにストックされていると安心ですよね。

この冷凍作り置きレシピ動画を見た友人から、「料理は得意じゃなかったけど、冷凍レシピを実践したおかげで私にもできるんだ!と自信がついて、料理を頑張ってみるきっかけになった」という声をもらったり、「仕事で忙しい彼に作り置きをして喜んでもらえた」とコメントをもらえたことがとても印象に残っていて、私の「あったらいいな」が、誰かの生活を豊かにしたり誰かの幸せのきっかけになれたことがとても嬉しく思いました。

YouTubeをきっかけに、日常に転がっている小さな幸せがじんわりと広がることが、私が発信を続けていける原動力です。

「“リセットごはん”で、心も体も整える」

私は何より食べることが好きなので、日頃から「美味しいものと出会ったときに、美味しく食べられるコンディションでいたい」と思っています。

そのために、日々体がスッキリした状態に保つことができる料理ってないかなぁ、と思いついたのが「リセットごはん」のレシピでした。

脂っこいものや味の濃い料理を食べすぎると、体が重くなって動きづらかったり頭が回りにくかったりするのですが、体が軽い状態を保っていると思考もどんどん軽くなっていく感じがします。

最近重ダルいな、体に負担がかかってるな、と感じた時には、デトックスでリセットごはんを食べて過ごしています。

「“リセットごはん”で、心も体も整える」
「冷や汁」定食

たとえば、夏の暑さで弱った胃腸デトックスにおすすめなのが「冷や汁」定食です。

冷や汁とは、出汁を味噌で味付けした冷たい汁もの料理のこと。一品で大葉やミョウガなどの薬味、発酵食品の味噌、青魚と夏野菜のきゅうりをたっぷり入れることで、夏バテ予防にも最適です。

味噌とサバ缶を和えたものをトースター焼きした焼きサバ味噌を入れるのが私流。

冷や汁はたくさん作っておいて、翌日、冷や汁をそうめんにかけて食べるのが定番。食べた瞬間、体にこもっていた熱が抜けていく感覚で、“食べられる冷房”といっても過言ではないかもしれません(笑)。

体が整えば、心も整う。自分をハッピーに保ってくれる、そんな料理をこれからも多くの方にお届けしていきたいです。

Maiさんの“わたし時間”レシピ

01. 時間をかけてコーヒーを淹れて、徐々に目を覚ましていく

02. 過去と今の自分に向き合いながら、新しいレシピとの出会いを楽しむ

03. リセットごはんで、心も体も整える

【1人前食堂・MaiさんProfile】

2019年6月から「心ときめく食材とレシピに出会う日々」をテーマに、YouTubeチャンネル「1人前食堂」を開始。レシピ本『心も体もすっきり整う! 1人前食堂のからだリセットごはん』を執筆するなど、数々のレシピ考案をおこなう。YouTubeでは、自身が料理を作る工程から美味しそうに食べるまでの動画をストーリー仕立てで投稿。そのナチュラルな雰囲気や、思わず聞き入ってしまう独特なナレーションに注目が集まっている。現在、チャンネル登録者数89万人。

Maiさんの“わたし時間”レシピ

【ワンポイント「バリスタ」】「バリスタ」アレンジレシピ

■「バリスタ」で作るアイスベリーラテ(105kcal)

「ネスカフェ ゴールドブレンド 香り華やぐ」と相性がいいベリー系を使った、フルーティな味わいが魅力のアイスドリンク。いちごジャム+牛乳+コーヒーが3層となった映えるビジュアルも、「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」があれば簡単にできます。

【作り方】

①ラズベリーは1コを細かくちぎります。

②耐熱グラスにいちごジャムを入れ、静かに氷、牛乳を加え、「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」にセットし、エスプレッソタイプ/アイスボタンを押します。

③細かくしたラズベリーをトッピングし、そのままのラズベリーはグラスの縁に飾ります。

今回登場:ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ Duo[デュオ]

今回登場した「バリスタ」はこちら!

ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ Duo[デュオ]

コーヒーとクリーマー、2つのタンクで、プロが作るような本格的なコーヒーやカフェラテをワンタッチで楽しめる「バリスタ」

Let's talk Coffee! コーヒーナップ

OECDによると、日本における1日当たりの睡眠時間は、OECD加盟28カ国の中で最も低いレベルといわれています 1)。そこでネスレは、社会的に大きな問題となっている日本人の睡眠不足や睡眠負債に注目し、体験型カフェ「ネスカフェ 睡眠カフェ」などにより、コーヒーの飲み分けを通じて新しい睡眠スタイルを提案してまいりました。特に、短い昼寝の前にカフェインを含むコーヒーを飲むことで、ちょうど起きた頃にシャキッとし、その後のパフォーマンスに役立つと言われている“コーヒーナップ”は、生活リズムを整えるのに役立ちます。9月3日は睡眠の日です。この機会に是非“コーヒーナップ”を体験してみてはいかがでしょうか。

参考文献:

1) OECD “Gender Quality”

Components

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