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「バリスタ マガジン」
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あの人の“わたし時間レシピ” vol.34 保育士YouTuber ふじこさん

2022/10/13

今回は、元保育士として現在は保育の情報をYouTubeで発信するふじこさん。ご自身も1歳になる娘さんを育児しながら活動されているふじこさんに、保育士から現在までの経歴や子育てにおいて心がけていることについてうかがいました。そんなふじこさんの「わたし時間レシピ」をご紹介します。

コーヒーと私

コーヒーは、自分と向き合う時間に寄り添ってくれる相棒のようなアイテム。 今日一日の出来事や気持ちを整理して、自分に矢印を向けて振り返る時間を過ごしたいと思うとき、決まって飲むのがコーヒーです。コーヒーは、本当の自分の気持ちや想いをふっと思い出させてくれる味です。

コーヒーを淹れるときには、主人にも必ず「飲む?」と声をかけて、できるだけ一緒にリラックスした時間を過ごせるようにしていますね。

コーヒーと私
ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ 50[Fifty]

実は「バリスタ」は、6年くらい前からずっと愛用しています。

わたしは豆乳や牛乳でカフェラテにして飲むのが好きで、主人もカフェラテで飲むことが多いです。

現在の家に引っ越す際に、手軽にコーヒーが淹れられるコーヒーマシンはないかな?と思い、探していたところ「バリスタ」をみつけました。手軽に淹れたてのコーヒーが飲めて、すごく重宝してます。

我が家の「バリスタ」があまりにも便利で美味しいと周囲に話していると、ある日実家にも「バリスタ」があって驚きました(笑)

我が家では、1歳になった娘がいろんなスイッチを押したい年頃なので、私の代わりに「バリスタ」のコーヒースイッチを押してもらうという、手遊びにすることもあります。

「違う業界の経験が、保育士としての未熟さを教えてくれた」

保育士になることは、わたしの小さい頃からの夢でした。

保育園の卒園文集から、「なりたい職業は、保育士」と書いていたほど、私にとってずっと憧れの職業だったんです。その夢を追いかけて保育が学べる大学に入学、保育に関する知識を学ぶことはとても楽しく、どんどんのめりこみました。

そして卒業後、念願だった保育士になることができました。

でも、いざ保育士になってみると、なかなか思い描いていた通りにはいかず、知識として学んできたことと、現場で活かせることが大きく違うという壁にぶち当たりました。それまで勉強してきた自分への自信と現実の無力感とのギャップが辛く、日々心がくたびれて行くのを感じました。

保育園では、人間関係の難しさに直面しながら、できたことよりもできなかったことばかりを内省する日々。子供たちと楽しく接することすらも難しく感じ始めてしまい「もしかしたら、保育士という職業自体が向いてないのかも」と思うように。そして、一度保育士という仕事から離れることを決意したんです。

「違う業界の経験が、保育士としての未熟さを教えてくれた」
保育士YouTuber ふじこさん

保育という仕事から離れたときに「自分は何に興味があるんだろう?」「楽しいと思う瞬間ってどんなときなんだろう?」と自分の素直な気持ちに向かい合って、自分自身を分析する時間をゆっくりとるようにしました。

少しずつ、やりたいこと・なりたい自分をノートに書き起こして、心の奥底にある潜在的な気持ちまで掘り進めて整理しながら、客観的に自分を見つめることを実践していきました。この時間は、私の人生にとってターニングポイントになったと思います

その中で、「アパレルの仕事もやってみたかった!」ということを思い出し、心機一転全く違う業界のアパレル会社に就職することに。 大学卒業後すぐに、保育園という少し特殊な環境にいた私にとって、アパレル業界でのコミュニケーションのとり方、お客さまへの接し方は目から鱗だらけ。「こうすると相手に伝わりやすいんだ」、「こういう間合いで話せば、気持ちよく話を聞いてもらえるんだ」という実感の中で、初めて保育士時代に自分がつまづいてしまっていたことを俯瞰して理解することができました。

また、勤めていたアパレル会社で私がトラブルを起こしたとき、当時の上司が「起きてしまったトラブルの原因をしっかりと振り返り、次のチャンスに活かす」ということを徹底して教育してくれたことも、私にとって大きな財産となりました。

コミュニケーションのとり方やビジネスとの向かい方を勉強させてもらったことも自信となり、改めて「身につけたスキルを大好きな保育の現場に活かして、保育士さんたちの働く環境をよくしたい!」という気持ちが湧いてきて、保育に携わる新しいステップに進めるようになったんです。

「自分の好きに正直に、自らの発信で保育の現場を助けたい」

保育士として現場に復帰した後、もっと自分らしくできることはないか?と模索する中で、他にやりたいことや、住みたい街、いろんな自分の“好き”とかけ合わせて「私らしい!」と辿りついたのが、現在のYouTubeでの発信でした。

「自分の好きに正直に、自らの発信で保育の現場を助けたい」
保育士あるある

YouTubeでは主に、子供が見ながら遊べる手遊び動画などを発信しています。

保育園で保育士さんが子供たちに向けてやっている手遊びなどは、子供たちが見てて楽しいというだけではなく、先生の動きを見て声を出したり同じ動きをしてみたり、子供たちの能動的な気持ちを引き出す時間だと思うんです。

これをYouTubeを通して多くの方に発信できないかな、と思ったことが手遊び動画を発信しようと思ったきっかけでした。

実は、世の中には手遊びクリエイターという方がいて、その方たちが手遊び作品を作っていらっしゃるんです。その作品を私が実際に踊って、子供たちに問いかけをしながら動画を撮ることで、私というフィルターを通して多くの子供たちの目にとまって楽しんでもらえればいいなという思いで活動しています。

色々と試行錯誤して発信を続けた結果、ママパパから「子どもが動画をみて楽しんでいます」や、保育士さんから「保育園で同じ手遊び歌を実践したところ、子どもたちが喜びました」というお声を伺って、とても嬉しい気持ちになりました。

他にも、保育士さんが見て共感してくれるようなあるある動画も発信しています。

「子供は好きだけど保育の現場になかなか慣れない」「保育士として悩みを抱えてるけど、同じ職場の人に相談できない」という、保育士ならではのお悩みをコメントでいただくことが多く、私の今までの経験が何か役に立てればと動画にまとめてアップするようになっていきました。これをきっかけに保育士さんへのアドバイスをまとめた書籍を発売させていただけることにもなり、少しでも現場の保育士さんたちの助けになれればいいなと思っています。

今YouTube発信しながらいろんなことに挑戦させていただけているのも、本当に皆様のご縁のたまもの。あのとき、本当にやりたいこと、好きなこと、なりたい自分にフォーカスして、信じて進んでみてよかったと心から思っています。

「インスタでは、子育てママたちと一緒に子育てする発信を」

現在、私には1歳になる娘がいます。 保育士をやっていても、丸一日つきっきりで子供と過ごすことはないので、母親となって初めて体験することが多く驚きました。新生児の頃は特に、母乳をあげる間隔を考えたり、寝かしつける時間をコントロールするなど、自分なりに試行錯誤していました。正解がわからず不安な私と一緒になって「調べてみるね」「先輩パパに聞いてみたんだけど、こうするといいらしいからやってみよう!」と協力しながら子育てしてくれた主人には、本当に感謝しています。

娘が1歳になった今、彼女とも少しずつコミュニケーションがとれるようになってきて、彼女がどういうときに心地いいと感じるのかもわかるようになってきました。

そのおかげで毎日新しい発見があって、改めて保育も子育ても心から好きだなぁと思う毎日です。

最近ではインスタグラムでも、家で離乳食を飽きずに食べてもらう工夫や、成長に応じた便利グッズを試しながら、娘に合ったものや私が使いやすかったものなどを紹介しています。

インスタグラムでの発信を通して、世の中のママたちと、お互いの悩みを共有しながら、一緒に子育てできたらいいなと思っています。

「インスタでは、子育てママたちと一緒に子育てする発信を」
「しつけはしない、子供が集中して遊べる環境をつくる」

「しつけはしない、子供が集中して遊べる環境をつくる」

娘への子育てでは、「しつけをしない」ということを意識しています。

娘から「こうしてほしい」「この遊びがしたい」というサインを受けたときは全力で答えてあげるというスタンスです。そうすることが、彼女の愛着形成にもつながり土台をつくっていくので、とにかく今は彼女の意思をすべて受け入れてあげることを意識しています。

子供にとって危ない場所や危ない道具など、どうしても子供から遠ざける必要がある場合も、できるだけ「してはいけない」というフレーズを使わずに済むように、そもそも危ない場所や道具に近づかなくていい環境を整えてあげることで、子供も大人もハッピーに過ごせますよね。

また、普段からどういうものに興味があるのか観察して、引き出しを持っておくことも心がけています。子供は、さっきまでブロックで遊んでいたのに、次の瞬間にはカーテンを引っ張ったり、物を投げたりしてるなんていうことがよくありますが、きっと“ブロック遊び”自体に飽きてしまっているんですよね。そこは「ブロック遊びしなさい!」と叱るのではなく、集中して遊べるちょっと難しいおもちゃに変えてあげよう、など別のもので気を引いてポジティブなアクションをとると、本当に子供がやりたいことを妨げることなく、その子の成長を見守れるんじゃないかなと思います。

先日も、ボールを握ってポーチに入れる、という遊びを今まではちょっと難しそうにトライしていたのが、簡単にできるようになって飽きてるんだと思ったことがありました。そのとき、娘にスプーンを渡してあげて、スプーンでボールをすくってポーチに入れる、という動作を見せると、真似して5分くらい集中してやってくれたんです。こうやって日常の遊びも、ちょっとグレードをあげるとぐっと集中してくれます。できたときには「できたね!」と笑顔で喜んであげる、それが一番の子供の成功体験に繋がるのではと思います。

常に一緒に遊ばなきゃと思う必要はなくて、普段何気ない子供の遊び方を観察して、子供に集中して遊んでもらう、大人はその間に自分の時間を過ごす、というのがお互い心地いいバランス。

これからも子供も大人も、一緒に楽しめるような情報を発信し続けていきたいと思っています。

ふじこさんの“わたし時間”レシピ

01. コーヒーを淹れるときは、夫に「一緒に飲む?」と声をかける

02. なりたい自分をノートに書き起こして、客観的に気持ちを整理する

03. 「しつけ」はしない、子供が集中して遊べる環境を整える

【ふじこさんProfile】

保育士として務めた後、現在YouTubeチャンネル『ふじこせんせいchannel』にて自身の経験を交えながら保育に関する情報を発信、登録者数は5.7万人におよぶ。2022年に『ふじこせんせいのもっと保育を楽しむためのアドバイス100: 考え方ひとつで毎日が変わる』を出版。保育の現場を応援する活動を続けている。

ふじこさんの“わたし時間”レシピ

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今回登場:ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ 50[Fifty]

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Let's talk Coffee! カフェインレスについて

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