プラスチックごみを削減するためのエシカル消費(環境に配慮した製品やサービスを選ぶこと)は、ひとりひとりが毎日の生活の中でできる取り組みのうちの一つです。このたびネスレ日本と毎日新聞社が共同で開始する“『MOTTAINAI』クリエイティブリユースアート企画”は、「ネスカフェ エコ&システムパック」や「キットカット」といった身近な製品を通し、“普段は捨ててしまうだけ”のパッケージを回収し、さらに実用的な文房具(ノート)や、意外な形のアート作品として再利用することで、エシカル消費について知っていただくとともに、広めるきっかけにしたいという想いから実施する試みです。
「MOTTAINAI」キャンペーンとは?
「MOTTAINAI」とは、3R(Reduce、Reuse、Recycle)を一言で表す言葉です。命の大切さや、かけがえのない地球資源に対するRespect(尊敬の念)という意味も込められています。
2005年からは、「MOTTAINAI」キャンペーンとして、地球環境に負担をかけないライフスタイルを広め、持続可能な循環型社会の構築を目指す世界的な活動が展開されています。
クリエイティブリユースの実験室
IDEA R LAB代表
大月ヒロ子さん
家庭や企業から出る廃材を、廃棄せず、分類・整理し、よく観察し、人の創造力を使って、これまで見たこともない素敵なものに生まれ変わらせる活動に、クリエイティブリユースという取り組みがあります。手と頭の両方を存分に使って、工夫しながらものを作る楽しさは、人の生きる喜びにつながります。身近なものを捨てず、そんなふうに利用することは、「MOTTAINAI」の精神にもつながっています。
クリエイティブリユースの実験室IDEA R LAB代表。美術普及活動プランナー。武蔵野美術大学卒業後、板橋区立美術館学芸員を経て独立。美術・博物館の開設や企画運営コンサルティングを行うかたわら、廃材を創造的に活用するクリエイティブリユースの実験室IDEA R LAB運営。
プロジェクトの支援やワークショップを行っている。東京国立近代美術館客員研究員、グッドデザイン賞やキッズデザイン賞審査委員など歴任。
本キャンペーンは終了いたしました。
みなさまのご応募ありがとうございました。