1866年にアングロ・スイス煉乳会社が設立され、ヨーロッパで初の煉乳生産をスタートさせました。その一方で、1867年にスイス・ヴェヴェーの地で、栄養不足による乳幼児の死亡率の高さに心を痛めるアンリ・ネスレによって、安全で栄養価の高い新しい乳幼児用乳製品を開発・製造販売する小さな会社が設立されました。この両社は後の1905年に合併し、ネスレ・アングロ・スイス煉乳会社が設立されました。
1920年代に入るとチョコレートがネスレの第2の主力製品となり、ネスレは新たな分野への進出を本格化していきました。その後も続々と新製品が開発され、1938年にはネスカフェが登場します。ネスレは1866年の創業の時より世界中の人々からご支持をいただき、現在では売上高において世界第1位の総合食品飲料企業へと成長しました。
1866
1902年にアメリカのセントルイスでは、ロビンソン-ダンフォース・コミッション(後にラルストン ピュリナ社に改称)という飼料会社が誕生しました。会社のロゴデザインを考えていた同社のウィリアム・H・ダンフォース創業社長が、子ども時代を振り返ってふと思い出したのが、赤白のチェックの服を子どもたちに着せていた家族のことでした。
その強烈なイメージからインスピレーションを得て作られたのが、同社のトレードマークとなったチェックのロゴなのです。
1902
ネスレは、1985年にペットケア市場へ参入。その後、優れた製品群を拡充し、ペットケア事業を拡大してきました。
1985年 アメリカのカーネーション社(ペットフード他)を買収
1985
1994年 アメリカのアルボ社(ペットフード)を買収。
1994
【ラルストン ピュリナ社(ペットフード)】
1902年にアメリカで飼料会社として創業以来、1995年にタイディー・キャット ブランドの猫砂製造会社であるゴールデン・キャット・コーポレーションを買収するなど、アメリカ有数のペットケアケアカンパニーでした。
ネスレとラルストン ピュリナ社の両社は優れた製品をより広い地域で、より多くの人々へ届けたいという思いから2001年に合併し、ネスレ ピュリナ ペットケアが誕生しました。
フリスキー製品と、ラルストン ピュリナ社製品の販売により、ネスレはペットケア業界のリーディングカンパニーとしても大きく成長していくこととなります。
食品、飲料、栄養・健康・ウエルネス企業として消費者の皆さまに信頼され、選ばれる企業であり続けることを目指すネスレの一員として、
ネスレ ピュリナ ペットケアは、ペットを含む家族全員のニーズに応えてまいります。
2001
2010年1月 ネスレ日本株式会社と統合。
2010