アメリカン・ショートヘアー

1980年頃から日本のペットショップでも見かけるようになった猫で、「アメショー」というニックネームで親しまれている大人気種です。日本でアメショーといえばクラシックタビーですが、ほかにもバイカラーやスモーク、マッカレルタビーなど多くの毛色が公認されています。ちなみに、かつての人気漫画「ホワッツ・マイケル」の主人公の猫はレッドタビーのアメショーでした。 もともとは頭でっかちで筋肉質、いかにも町のボス猫といった精悍なスタイルでしたが、最近のペットタイプのアメショーはちょっと小顔で、スッキリしたタイプになっています。
アメリカン・ショートヘアー
  • 原産国 アメリカ
  • 色・模様 全色
  • 毛の長さ 短毛
  • 抜け毛 中程度
  • サイズ 小~中型
  • 目安となる体重 3.5~7kg
  • 活発度 高め
  • 子どもに対応する適応力 高め

性格は?
大胆で活発です。運動量が多いので、遊んでもらえなかったり、閉じ込められたりすると、ストレスを感じます。一緒に飼われている環境にいる犬などのほかのペットとも仲良くできます。飼い主家族にもよく甘える、飼っていて楽しい猫種です。

起きやすい病気/ケガ
脂漏性皮膚疾患が好発します。

起源
イギリスからの移民が、メイフラワー号に乗って、新天地アメリカへやってきたときに、一緒に連れてきた猫たちから、自然発生的に生まれてきた土着猫が祖先です。先祖はつい最近までネズミ捕りをしていた街角の猫だったため、適応力があり、飼いやすい猫です。

キャットショーでの評価基準
頭部は横幅よりも縦幅の方がわずかに長く、大きな頭です。耳は中くらいの大きさで、先端が丸くなっています。目は大きく丸く、上側が半分の縦にカットされたアーモンドのように形成されている状態で、下側は完全に丸いカーブを描きます。身体は筋肉質で、しっかりしています。尾は中くらいの長さで、付け根が太くなります。四肢は中くらいの長さで、筋肉質で頑丈です。4本が平行していてまっすぐです。