オシキャット

オシとは、豹柄が美しいことで有名な野生種オセロットのこと。美しい豹柄にあやかって名付けられた名で、オシキャットがオセロットと交配されているというわけではありません。むしろ、シャムやアビシニアン、アメショーなど、飼いやすい品種の間から生まれたので、ワイルドな見かけによらず、優しい猫です。 あまり鳴かず、鳴いても鳴き声が小さい点が特徴です。
オシキャット
  • 原産国 アメリカ
  • 色・模様 ブラウン、シルバー、チョコレート、フォーン等のスポットタビー
  • 毛の長さ 短毛
  • 抜け毛 中程度
  • サイズ 小~中型
  • 目安となる体重 2.5~6.5kg
  • 活発度 中程度
  • 子どもに対応する適応力 高め

性格は?
骨太で大柄な体格で、神経質というほどではありませんが、警戒心が強く、人見知りします。しかし、良く馴れた環境ではとても甘えん坊です。一度信頼してしまえば、ほかのペットや人に対しては社交的です。いざというときには、素早く反応して対応します。

起きやすい病気/ケガ
好発するのは、ほかの品種でも多くみられる皮膚疾患や尿路結石です。尿路結石は、トイレの際のしぐさを確認して、尿の回数が多いのに、量が少ないと感じたら要注意です。すぐに動物病院で検査を受けた方がいいでしょう。

起源
アメリカで、シャムにアビシニアンのアグーチを取り入れ、アグーチポイントの猫を作り出そうと繁殖させた結果、偶然スポットタビーをもつ子猫が生まれました。その猫がこの品種の元になります。その後、アメリカンショートヘアとも交配され、現在のオシキャットが誕生しました。1986年には初めてTICA(ザ・インターナショナル・キャット・アソシエーション)で公認されました。

キャットショーでの評価基準
頭部はゆるやかな三角形を描き、やや幅広のマズルを持ちます。目はアーモンド型で、明確に釣りあがっています。耳は大きめで、やや外側に向いています。身体は大きく筋肉質でがっしりしています。四肢は中くらいの長さで、筋肉質です。尾はかなり細長く、短い被毛がぴったりとくっつくように覆っています。