ラガマフィン

兄弟猫であるラグドールから派生し、独立品種になったラガマフィンは、ラグドールがカラーを限定しているのに対し、ラガマフィンは全色可のオールディビジョンです。今後、様々なカラーバリエーションに出会う可能性があります。ショータイプは別ですが、今のところペットショップでは、ラグドールとラガマフィンをたくさん並べて、比べてみることができるほど個体数は多くありません。
ラガマフィン
  • 原産国 アメリカ
  • 色・模様 全色
  • 毛の長さ 中毛
  • 抜け毛 中程度
  • サイズ 大型
  • 目安となる体重 7~10kg
  • 活発度 低め
  • 子どもに対応する適応力 高め

性格は?
大変穏やかで、おとなしく、甘えん坊です。飼い主が読書をしたり、テレビを見ていると、その膝の上に乗ってきて、安心して丸くなるはずです。しかし、寝そべっているだけの猫ではなく、おもちゃなどを見れば、瞬時に反応する機敏な性格です。遊んでもらえれば、喜んで応える猫なのです。

起きやすい病気/ケガ
一般的な猫同様、皮膚疾患や尿路結石が好発します。尿路結石は、トイレの際のしぐさを確認して、尿の回数が多いのに、量が少ないと感じたら要注意です。すぐに動物病院で検査を受けた方がいいでしょう。

起源
ラグドールの作出者アン・ベーカーと袂を分かったブリーダーたちによって、ラグドールと同一の血統をもつ猫を使って作出された品種がラガマフィンです。それ以外は正確なルーツについては不明です。2003年にはCFA(キャット・ファンシーズ・アソシエーション)で認識されました。まだ、正式な猫種としては公認されていません。

キャットショーでの評価基準
頭部は丸く、幅広く、上から見るとくさび型をしています。マズルは短く、丸みを帯びています。目は大きく丸く、わずかに釣りあがっています。耳は中くらいの大きさで、わずかに前方に傾いています。身体は長方形で、幅広い胸と幅広い肩をしています。四肢は中くらいの長さで、前脚は後脚よりもわずかに短くなります。尾は身体に比例して長く、豊富な被毛に覆われています。