性格は?
活発で遊び好きな面などは、アビシニアンの性格をそのまま受け継いでいます。落ち着きがあり、物静かですが、飼い主にはいつも甘えていて、知人やほかの猫にも友好的で、猫としては珍しく外交的といえます。
起きやすい病気/ケガ
アビシニアン同様、遺伝性の網膜萎縮がみられます。ほかに皮膚疾患も好発します。
起源
カナダのブリーダーが、アビシニアンの中から、ときどき生まれる、長めの被毛のアビシニアンを育て、1963年、地元のショーに出場させたところ、審査員の目にとまり、正式にソマリという名の品種の確立が始まりました。時を同じくして、アメリカでも、長毛のアビシニアンの開発を行っていたブリーダーが存在し、カナダとアメリカの共同開発がスタートしました。1970年代後半にはアメリカで公認され、1980年代にはヨーロッパへ広まり、1991年までには、世界中で公認されるよになりました。
キャットショーでの評価基準
頭部は、上から見ると、ゆるやかなV字型で、横からみると、なめらかです。わずかに鼻のブレイクが見えます。耳は付け根が幅広く、目はアーモンド型で、色はアンバー、ヘーゼル、グリーンのいずれかです。身体は中くらいの大きさで、筋肉質です。首周辺には豊富な被毛があります。尾は長く、豊富な被毛で覆われています。四肢は長く、足は卵型です。