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正しいキャットフードの選び方

子猫の食事

生後6カ月まで

猫種や性差、個体差によって異なりますが、成長期の子猫は、生後6カ月までに骨格が大きく成長し、体重も増え、場合によっては成猫体重の75%にまで達することもあります。
丈夫な骨格を作り、しなやかな筋肉の成長や発達を促すためにも、子猫の成長期に最適な栄養バランスの整った高品質なキャットフードを選びましょう。

1. 子猫に必要な栄養

身体がぐんぐん成長し、好奇心が旺盛で運動量の多い子猫にとって、体重1kgあたりに必要な栄養はなんと成猫よりも多いとされています。

通常、子猫用のキャットフードには、成長期の子猫の発達に十分な量のたんぱく質や、骨関節や歯の形成には欠かせないカルシウムやリン、マグネシウムなどの必須ミネラルも含まれています。


2. 離乳のタイミング <その1>

生まれたばかりの子猫は、母猫からの初乳を通して免疫力を備えます。

母乳には、抵抗力やお腹の弱い子猫に最適な栄養が豊富に含まれており、脳や目の発達をサポートするDHAなどもその一つです。

子猫の離乳期は4-6週齢の間で、ほとんどの子猫は3-4週齢になると、母猫の食べている固形のドライフードに関心を示し始めます。


3. 離乳のタイミング <その2>

妊娠期の猫や授乳期の母猫には、より栄養の高いフードが必要ですが、こういった動物行動学の観点からも、妊娠期の猫や授乳期の母猫に子猫用のフードを与えることをおすすめしています。

子猫がフードに興味を示し始めたら、様子を見ながら少しずつ子猫用フードを試してみてください。

まずは、母猫に与えている子猫用のフードをぬるま湯や水でふやかし、柔らかくして与えてみましょう。

性格がデリケートな子猫の場合、まず少量を口元につけてあげるとスムーズに食べてくれるかもしれません。


4. 離乳のタイミング <その3>

最初のうちは、母乳とふやかしたドライフードの両方から栄養を摂取しますが、成長が進むにつれて自然にドライフードを食べる量が増えてくるはずです。

乳歯が生えてくるタイミングを見計らいながら、少しずつぬるま湯や水の量を減らし8週齢頃を目安に、カリカリのドライフードに慣れるようにすることで、歯の健康、そして行動や脳の発達にも気を配ってあげましょう。


正しいキャットフードの選び方