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健康維持

愛猫の健康チェック

愛猫の健康維持に必要なことは何でしょうか。病気になったときの治療はもちろんですが、毎日の生活の中で身体ケアをしっかり行い、病気にならないように注意し、予防することも重要です。
大切なのは、日頃から愛猫とのコミュニケーションを通じて健康状態を把握し、こまめなチェックを行うことです。愛猫に何かふだんと違う様子を感じたら、すぐに獣医師に相談しましょう。また、動物病院での定期的な健康診断を忘れずに受け、早期発見・早期治療に努めましょう。


大切なのは、こまめなチェック

健康診断リスト

愛猫の健康状態をチェックするにはどのようなことをすればよいのか、一つずつ見ていきましょう。

Check1 全体

愛猫の肋骨を、胸部から尻尾に向かって優しく触ってみてください。その猫種の元々の体型によって微妙に異なりますが、肋骨の終わりの部分とお尻の間に「ウエスト」があるはずです。お腹まわりや首まわり、お尻がたるんでいませんか? ボディコンディションシステムを利用しながら、体型維持や体重管理に気を配ってあげましょう。

Check2 耳

耳垢やにおいはありませんか? あるいは愛猫がかゆがってはいませんか? 耳垢があればコットンが多めについている綿棒などで取ってあげましょう。猫の耳の中は、入口から比較的近い場所に鼓膜があります。愛猫が動いたりしないよう十分に注意しながら、見える範囲で耳垢を取り、優しく掃除してあげましょう。また、耳の中に濃い赤茶色の耳垢が大量にある、においが強いなど、他にも気になる点があれば、すぐに獣医師に相談しましょう。

Check3 目

健康な目は、涙目や充血などがなく、輝きがあり、澄んでいます。涙やけの気になる猫種の場合は、目を傷つけないように注意しながら、こまめに目の周囲を拭いてあげましょう。

Check4 鼻

健康な鼻は、乾燥が少なく、鼻水、出血などはありません。個体差や年齢などにより状態が異なる場合もあるので、色や湿り具合などは、愛猫が健康な状態のときの鼻の様子を覚えておき、ふだんと違う点がないか定期的に確認するようにしましょう。

Check5 口

健康な口は、口臭が少なく、歯は歯石のない白色で、歯茎はピンクか黒色の状態です。食後に歯の表面についた歯垢を優しく取り除いてあげる習慣をつけ、口の中の状態を定期的に確認しましょう。放置した歯垢が硬い歯石になってしまっている場合は無理にこすらずに、獣医師に相談しましょう。

Check6 皮膚と被毛

愛猫の皮膚の状態は、その猫種が持つ色素により異なりますが、白色やピンク色であるのがふつうです。被毛の状態は、猫種によりますが、毛づやがよく、ふさふさしていることが望ましいとされています。こまめにブラッシングをしてあげ、フケや皮膚の赤み、乾燥などがないか確認しましょう。

Check7 消化器

愛猫の食欲や食事中の様子、便の状態を観察してみましょう。食欲が旺盛で、よく噛んで食べていますか? 下痢や便秘になっていたり、便に透明なゼリーのような粘液が混ざっていたりしませんか? 色は茶色で、においの少ないコロコロとした小さな便が理想的です。

Check8 態度

猫はデリケートな性格なので、気分次第ではしばしば人間との接触を避けたり、攻撃的になったりする場合があります。また、体調が悪いときには愛猫がどこかに隠れてしまう場合が多いので、日頃から細心の注意を払ってあげてください。


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