Purina
SHARE
Purina

妊娠・出産

不妊手術

不妊手術は、飼い主が行うもっとも重要な決断のひとつです。
雌猫の場合は不妊処置(卵巣除去)、雄猫の場合は去勢と言います。
不妊手術は獣医が行います。もし手術をする場合は、愛猫が若いうちが最適です。

1. 不妊手術の利点

雌猫の避妊は乳腺腫瘍や子宮蓄膿症のリスクが低くなるという健康上のメリットがあります。また、避妊していない雌猫は早ければ生後5カ月で妊娠し、年間で最大15匹もの子猫を産めるようになるため、避妊は望まれない子猫が増えてしまうことを防ぎます。

雄猫は去勢によって、精巣腫瘍の発症リスクが軽減されます。また攻撃性が和らぐことで他の猫とのケンカが一気に減り、ケンカでの傷が原因の膿瘍や病気の感染リスクを抑えることができます。さらにマーキングもほぼなくなり、外を出歩くことも減り、車にひかれる可能性も低くなります。もちろん雌猫同様に、望まれない子猫がやみくもに増えることも防ぎます。

2. 避妊・去勢による体重増加

不妊手術を行う際の懸念事項として体重増加があります。不妊手術を行うと、分泌されるホルモン量が減少し基礎代謝が低下すると共に、食欲が増加します(エストロゲンの減少は食欲増加や脂肪代謝との関連が指摘されています)。

さらには運動量が低下するなど、これら3つの変化は体重増加の要因になります。そんな時、体重コントロール用のフード( ピュリナ ワン メタボリックコントロールのような)や、避妊・去勢した猫のために設計されたフードを与えることで、カロリー摂取量を減らし、体重増加を最小限に抑えることができます。

妊娠・出産