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飼育について

飼い主になる心得

新しい家族を迎える前に

あなたを信頼し、あなたや周囲の人たちを癒し、たくさんの笑顔や元気を与えてくれる愛犬からは、無償の愛情を感じることも多いでしょう。
新しく大切な家族の一員になる愛犬を、あなたは10~15年近くの長期にわたり、幸せにする自信がありますか?
毎日の生活の中で、愛犬のためにしてあげなくてはいけないことを事前に確認し、責任と自覚を持って愛犬を迎えましょう。

ほんの一例ですが、新しい家族を迎える前に、以下のことが守れるかどうか確認してみましょう。

1. 子犬のうちは、しつけや社会性を身につけ、あなたとの生活を理解してもらうためにも、いっしょに過ごす時間が特に必要です。母犬や兄弟たちと離れて不安だらけの子犬を安心させ、子犬の性格や行動を理解するためにも側にいてあげることが大切です。あなたにはその時間や余裕はありますか?

2. 愛犬の健康を維持し、社会性を身につけるためにも、毎日の散歩は欠かせません。あなたにはその時間がありますか?
また、自宅でもいっしょに過ごし、お互いにコミュニケーションをはかる十分な時間を確保できますか?

3. 定期的に、被毛や爪、耳の掃除などのお手入れや健康状態のチェックをしてあげる時間がありますか?

4. 家族の一員となり、毎日いっしょに生活するために家族の協力は欠かせません。家族全員が協力して愛犬を大切に育て、守ってあげるためのルールを決めていますか?

5. 家の中に、愛犬が動き回れる、くつろげる、さらに食事ができる十分なスペースはありますか?

6. ご近所にあらかじめ犬を飼うことを伝えておくと、飼い始めた後に起こりやすい近隣トラブルを防ぐことに少しはつながるかもしれません。

7. 愛犬がいると、毎日の食事、動物病院での定期診断やワクチン接種、病気にかかったときの治療費、ペット保険、ペットホテル代など、経済的にも負担がかかるものです。そのための準備はできていますか?

8. すでにペットを飼っているなら、そのペットは新しい子犬(もしくは成犬)とうまくやっていけそうですか?
どちらも大切な家族なので、すべてのペットに平等に愛情を注ぎ、ペット同士が兄弟や親友のような関係を築き、お互いに仲良くできるかを事前によく考えましょう。

9. 家族や近隣に住んでいる方たちで、体質的に犬に対してアレルギーを持っている方はいませんか?
愛猫の食欲や食事中の様子、便の状態を観察してみましょう。食欲が旺盛で、よく噛んで食べていますか?
下痢や便秘になっていたり、便に透明なゼリーのような粘液が混ざっていたりしませんか?
色は茶色で、においの少ないコロコロとした小さな便が理想的です。

10. 万一、愛犬が病気になったり、問題行動を起こしたりしたときでも、愛犬に対して根気強く、今までよりもっと時間をかけてたっぷりと愛情を注いであげる覚悟はありますか?

愛犬は生き物なので、病気になることもあります。また、性格や生活環境、しつけの仕方次第では、吠える、噛む、トイレ以外の場所でおしっこをしてしまうなど困った行動を取ることもあるでしょう。ただ、それには必ず理由があるので、なぜそのような問題行動を取るのか、あなたやご家族、環境に問題がなかったかどうかをよく考え、愛犬との信頼関係の再構築を心がけてください。
以上のことをすべて守り、さらにもっと愛犬を大切にしていく自信があなたにはありますか?
愛犬は、犬種や性別、個体差によって性格もさまざまですが、あなたとあなたのご家族にぴったりの愛犬がきっといるはずです。お互いに「出会えて良かった」と思えるような最高のパートナーを探しましょう。


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