起きやすい病気/ケガ
非常に健康な犬種として知られていて、遺伝的なものも含めて、特になりやすいとされる重大な疾患はみられません。強いて挙げれば眼疾患と皮膚病に注意しましょう。
歴史
かつてはパターデール・テリア、フェル・テリアなどと呼ばれていました。キツネやカワウソ、イタチなどの農場にとっての害獣駆除の仕事をしていました。ベドリントン・テリアとオールド・イングリッシュ・ワイヤーヘアード・テリアの交配によって誕生しました。1912年、クラブが発足し、このときから正式に「レークランド・テリア」の名になりました。1921年には公認犬種となり、1934年、AKC(アメリカン・ケンネル・クラブ)でも受け入れられました。
ドッグショーでの評価基準
頭部はストップから鼻先までの長さは、ストップからオクシパット(後頭部)までの長さを超えません。スカルは平らで、鼻の色は黒色ですが、毛色がレバーの場合は、鼻の色もレバーです。マズルは幅広いのですが、長すぎません。歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトです。目の色はダーク(暗色)かヘーゼルです。耳は比較的小さく、V字型です。胴体は背はほどよく短く、腰も短く、胸はほどよく狭くなります。尾は陽気に掲げますが、背上に上げたり、巻いたりしてはいけません。前肢は前脚はまっすぐで、後肢は頑丈で筋骨たくましくなっています。