起きやすい病気/ケガ
基本的に健康な犬種で、特になりやすいとされる重大な疾病はありません。強いて言えば、アレルギー性皮膚炎や眼疾患、椎間板ヘルニア、関節炎などがあります。
歴史
1850~1891年にかけて、イギリスのウエールズで、ジョン・エドワーズ大佐がダンディ・ディモント・テリアやワイヤー・フォックス・テリア、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアなどの交配と、コーギーも加えて作出しました。主にカワウソやキツネ、アナグマの狩りに活躍しました。1903年には初めてショーに登場、その5年後にはシーリハム・テリアが設立し、1911年にはUKC(ユナイテッド・ケンネル・クラブ)で公認されました。アメリカでは1913年に公認されています。
ドッグショーでの評価基準
頭部スカルはわずかにドーム状で、耳と耳の間隔が広くなっています。鼻の色は黒色で、歯の咬み合わせは上の切歯の内側に下の切歯の外側がわずかに接するシザーズ・バイトです。目は丸く、中くらいの大きさで、色はダーク(暗色)です。耳も中くらいの大きさで、先端がわずかに丸みを帯びていて、頬の横についています。胴体は背は平らで、胸は幅広、胸底が深く、あばらが張っています。尾は背線と同じ高さについていて、直立しています。前肢の前脚は短く、後肢は大腿が厚く、筋肉質です。