正しいドッグフードの選び方
犬の年齢、犬種、活動量、代謝、さらに飼い主の生活スタイルによって、それぞれの犬に最適な食事の与え方は異なります。1日に1回か2回かに関わらず、食事は毎日同じ時間に与え、新鮮な水がいつでも飲めるようにしておきましょう。
製品パッケージの裏面に記載されている食事の与え方に従っていただくのが基本となりますが、ただし、犬には個体差がありますので、あくまでも参考目安となります。最も重要な点は、引き締まった健康な体を維持するために十分な食事を与えることです。常に新鮮な水を清潔な容器に用意してあげましょう。
犬用ビスケットやおやつを与える場合には、それに応じて主食を減らすことを忘れないようにしましょう。おやつやドッグフード以外の食べ物から摂取するカロリーは、1日の総摂取カロリーの20%を越えないように気をつけましょう。
毎日の習慣として1日1回もしくは2回食事を与えましょう。
ドーベルマンなど胸板の厚い犬種は特に、少ない量を2回あげたほうが健康に良いようです。
愛犬が食事の味や匂いをきちんと感じられるよう、フードは室温であげましょう。
ウェットフードを冷暗所で保存している場合、容器から出して短時間電子レンジで温めても良いでしょう。
総合栄養食のドライフードは、乾燥した清潔な場所に保管しましょう。
開閉可能なパッケージや密閉容器に入れておけば、香りが閉じ込められ、おいしさが長持ちします。
総合栄養食のドライフードは、乾燥した清潔な場所に保管しましょう。
開閉可能なパッケージや密閉容器に入れておけば、香りが閉じ込められ、おいしさが長持ちします。
食事を与える場所は、静かで、誰にも邪魔をされず、また人間の食卓からも離れたところがよいでしょう。
また、タイルの床やマットなど、掃除しやすいところで与えると良いでしょう。
愛犬の食事中は、子どもが邪魔をしないようにしましょう。
食事を盗みに来た「敵」と勘違いし、攻撃的に反応する場合があります。多頭飼いの場合には、いじめやケンカを避けるために、犬どうしが離れたところで食事を与えてください。
運動の直前・直後に食事を与えないようにしましょう。
胃拡張・捻転を起こしやすく、あわてて獣医に連れて行かなければならなくなることもあります。運動の前後には1時間ほど休ませることをお勧めします。
愛犬の食事には、ひっくり返りにくく、洗いやすい食器を選びましょう。食事と水のボウルを分けると、食事を与える場所の汚れを最小限にできます。子犬の時は小さいボウルを用意し、成長して食事の量が増えたら、大きいものに変えると良いでしょう。ドライフードの場合は、はかりや計量カップがあると袋に記載されている推奨量を与えやすくなります。
食事を切り替える場合には、愛犬の胃腸がだんだん新しい食物に慣れていって、消化器系の不具合を生じさせないよう、徐々に切り替えることが望ましいと言えます。
新しいフードを少量ペットに与えますが、主な食事は前のフードのままにします。
毎日新しいフードを与える量を少しずつ増やします。
新しいフードの量を徐々に増やし、前のフードの量を減らしていきながら最終的に新しいフードのみにします。愛犬の便など健康状態を見ながら行ない、状態によってはより時間をかけてもいいでしょう。
ピュリナの殆どの製品には、総合的でバランスの取れた栄養が含まれています。しかし犬が特定の健康課題を抱えている場合には、サプリメントが効果的な場合もあります。犬にサプリメントを与える際には、事前に獣医に相談してください。