正しいドッグフードの選び方
いつもの食べ方とちょっと違うな?とか、ちょっと最近見た目が変わったかな?
食事の仕方に心配してしまうことありますよね。
すぐに病気を心配するよりも、まずは、そういった兆候についてお話しましょう。
犬にさまざまなバラエティあふれる食事を与えていると、次に出される食べ物はなんだろう、と期待して通常の食事を食べなくなることがあります。数日間特定のペットフードを喜んで食べても、その後そのフードへの欲求が突然消え、数日間のろのろと仕方なさそうに食べていたり、全く食べなくなる犬もいます。カロリー摂取量をコントロールするために食べない、ということもあります。また、食べ過ぎて胃腸の不快感がある場合にも、犬自身が食べる量を控えることがあります。
ふだんからあまり食事に選り好みをしない犬が、先に述べたような困った食事の与え方をしているわけでもないのに、食べようとしない、という時には獣医に連れて行ったほうが良いでしょう。習慣とは違った行動は、病気の兆候である可能性があります。
肋骨確認:犬の背骨に両手の親指を置き、手は肋骨に当てます。肋骨が感じられるか確認しましょう。被毛の量によって目視では確認しづらい場合が多いので、実際に犬に触れてみることが重要です。
横から見た姿の確認:犬を真横から見て、犬のスタイルを確認してみましょう。胸郭のすぐ後ろが引き締まった状態が理想的です。
上から見た姿の確認:犬を上から見て、胸郭の後ろが引き締まっているか、確認しましょう。健康的な犬は通常、砂時計のような形をしています。
犬のウエストラインが理想的な形ではない場合、それに応じて与える食事の量を調整しましょう。
犬が獣医の診察を受ける理由として最も一般的なものの1つが、消化器系の病気です。新しいドッグフードに慣れていないために胃腸疾患を起こすことがあります。そのような時は、消化器系を休めればよくなるでしょう。しかし、さらに深刻な病気の場合、体重低下、脱水症状、衰弱を起こすことがあります。獣医による適切な治療を受けましょう。