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ネスレ ピュリナ ペットケアは、ペットの栄養・健康・ウェルネスを追求するペットケアカンパニーとして、 革新的な製品やサービスの創造に努め、ペットとペットオーナーの皆様の幸せのために尽力してまいります。

犬の寿命に関する研究

1. 食事制限が愛犬の寿命を延ばす

犬の健康を守り、愛犬に長生きをして欲しいと願わない愛犬家はいないでしょう。

ネスレ ピュリナ ペットケアが行った新しい研究の結果によると、愛犬家は自分の手で愛犬の寿命を延ばすことも可能であることがわかりました。

ネスレ ピュリナ ペットケアの研究者たちは「食事制限を通して犬の寿命を延ばすことができるか」というテーマで研究を行ないました。
食事を制限し、犬の体型を理想的な状態に保つことによって、犬の寿命をおよそ15%(この研究の対象となったラブラドールレトリーバーの場合には1.8年)を延ばせることが認識されました。この研究結果は、米獣医学会誌(ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・ベテリナリー・メディカル・アソシエーション)で発表されました。(JAVMA, Vol 220, No.9, May 1, 2002)

14年間にわたって行われたこのネスレ ピュリナ ペットケアの寿命研究によると、同じ母犬から生まれた犬のなかでカロリーを25%カットした食事を与えた犬は、他の兄弟姉妹犬より贅肉の少ない理想的な体型を保ち、寿命が延びることが明らかになりました。

専門家たちは、この研究結果は下記の理由から、これまでに行われた食事制限がもたらす効果に関する研究のなかでもっとも重要なものだと述べています。

1.犬の全生涯を通して行われた、食事制限に関する初めての研究であること。

2.げっ歯類より大きい哺乳動物の寿命延長に食事制限が有効であることを示した、初めての研究であること。

3.穏やかな食事制限(マウス等げっ歯類を対象とした研究では30~50%だが、本研究では25%)で犬の健康増進に効果があることを示した、最初の研究であること。

ネスレ ピュリナ ペットケアの科学者であり、今回の研究のリーダーを務めたデニス・ローラー博士はつぎのように述べています。

「肥満は人間にとっても犬にとっても健康上好ましくないことは誰でも知っている。今回の研究の意義は、このようなタイプの調査としては大型哺乳動物を対象に行われた初めてのものであり、犬の生涯を通して理想的な体型を保つような食事の与え方をするだけで犬の寿命を延ばすことができるだけでなく、加齢の兆しが現れるのを先送りすることができることを科学的に実証できたことだ。」

2. 研究概要

◎7頭の親から生まれた48頭の子犬(生まれてから8週目のラブラドールレトリーバー)を、それぞれの親から性・体重が同じ子犬を2頭ずつ組にして選び出し、食事制限をするグループと食事制限をしないグループ(以下コントロールグループと呼ぶ)に1頭ずつ分類した。

◎コントロールグループには毎日15分の食事時間に好きなだけ食べさせた。

◎食事制限をしたグループにはコントロールグループの犬が食べた量の75%を与えた。

◎どちらのグループにも研究期間中、つまり8週目から死亡するまで、栄養的にバランスのとれた食事を与えた。

◎両グループ間の食事で異なっていたのは量だけである。

◎犬の体重は、子犬の時には毎週、思春期になってからは定期的に、また成犬になってからは毎週測定した。

◎6歳以降は毎年、「ピュリナ ボディ コンディション システム」を使って理想的な体型かどうかを調べた。 ※「ピュリナ ボディ コンディション システム」とは、獣医がペットの体重や健康を調べるために体型を測るときに使用する科学的有効性が実証されたシステム。

◎体脂肪、除脂肪体重、骨の重さ、グルコース、インシュリン、コレステロール、トリグリセリドなどは体調や健康状態を調べるために毎年測定した。

3. 研究の結果、「寿命が延びた」

研究の結果、食事制限をした犬の平均寿命が2年近く延びました。
平均寿命(各グループの50%の犬が死亡した年齢)はコントロールグループが11.2歳、食事制限をしたグループは13歳でした。

10歳になるまでに死亡した犬の数は、食事制限をしたグループがわずか3頭だったのに対して、コントロールグルー プでは7頭、12年目が終わる頃、食事制限をしたグループの犬は11頭が生きていましたが、コントロールグループで生きていたのは1頭だけでした。

食事制限をしたグループの犬の25%が13.5歳まで生きたのに対して、コントロールグループの犬のなかで13.5歳まで生きた犬はいませんでした。

食事制限をした犬は6歳から12歳にかけて、コントロールグループの犬と比べてはるかにスリムな体型を保っていました。平均体型は食事制限をした犬が9段階中4-5(理想的)だったのに比べ、コントロールグループは6-7(太りすぎ)という結果になりました。

総体的に見て、食事制限をしたグループはコントロールグループに比べて体重が少なく、体脂肪も少なく、特定の年齢を過ぎた後は、コントロールグループに比べて除脂肪体重の減少が始まるのが2年ほど遅い状況となりました。

また研究者の観察によると、コントロールグループは、鼻口部の白髪、足の動きの衰え、活動の低下などの加齢の兆しが出るのが食事制限をしたグループより早い結果となりました。

4. 今回の研究結果はペットオーナーにとってどのような意味を持つか?

ネスレ ピュリナ ペットケアの寿命研究の結果、理想的な体型を維持することが健康を増進し、寿命を延ばすうえで必要不可欠であることがわかりました。

しかし肥満は依然として犬の栄養面で最大の問題となっています。

他の調査結果によると、米国の犬のうち少なくとも25%が肥満傾向にあります。ネスレ ピュリナ ペット研究所のエグゼクテイプ・デイレクターで獣医でもあるエイン・マッカーシー博士は以下のように指摘しています。

「わずか数ポンドの体重増加がペットの健康にどのような影響を与えるのかを知らないペットオーナーが多い。たとえば、体重20ポンドの犬の体重が5ポンド増えることは、理想体重160ポンドの人の体重が200ポンドになることを意味する。自分の愛犬の健康体重がどの程度か、また健康的な体重を維持するにはどうすればよいのかを知らないペットオーナーが多い。」

贅肉のない状態、理想的な体型とはペットの体型の評価を意味し、ペットの全体的な健康状態を指します。体型の評価は大きく次の3つに分類されます。(下図ピュリナ ボディコンディション システム参照)

理想的な体型を維持するために「ボディコンディションシステム」を参考に、愛犬の体型をあなた自身の手や目で確認してみましょう。

ボディ コンディション システム

ボディコンディションシステム
ボディコンディションシステム
ボディコンディションシステム

マッカーシー博士は「ペットのサイズから年齢、血統にいたるまで理想的な体の状態を判断する要因は数多くある。 オーナーが自分で判断するのは難しい」と述べています。

愛犬の健康を増進するために、オーナーは肥満を判断する手段や情報を学び、理想的な体型を維持できるような食事を与えるべきと考えます。

ネスレ ピュリナ ペットケアではペットオーナーを支援するために、「ピュリナ ボディコンディション システム」とパッケージに明記されている給与方法の目安を組み合わせたピュリナ ライフプランを開発しました。

ピュリナ ライフプランは個々の血統やライフステージに関するガイドラインを網羅した総合的なアプローチであり、ペットオーナー はこのプランにもとづいて、自分のペットが子犬の頃から生涯を通して、理想的な体型を維持するよう食事を与える ことができるようになっています。