ネスレアミューズ

コーヒーポリフェノール
研究で報告されている効果

光老化から保護する
紫外線は肌を「光老化」させる

紫外線による弊害の特徴のひとつとして、加齢による自然老化とは異なる、「光老化」を肌にもたらす点があげられます。加齢による肌の老化は、皮膚が萎縮して薄くなり、たるみ、色はくすんでいきます。一方、光老化は紫外線に対する防御反応が原因となるため、皮膚は厚く硬くなり、色は濃くなります。紫外線は遺伝子に変異を起こしてシミの原因を作ります。また活性酸素を発生させシワなどの原因となります[図]。

[図1] ⽪膚⽼化の分類

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[図2]

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[図3]

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高齢者の皮膚をみると、紫外線を浴びることが少ない腰の皮膚は、自然老化により、皮膚は薄くなり、色は白っぽくなります[図左]。一方、紫外線を浴びることが多い顔の皮膚は、光老化による深い大きなシワが発生し、皮膚そのものが硬くなっています[図右]。

このように肌に光老化として強い変化をもたらす紫外線は、良性腫瘍のお年寄りのイボや、前がん症や皮膚がんの発症にも関与することも明らかにされています。

紫外線の種類と肌のシミ

紫外線にはA波(UVA)とB波(UVB)があります[図]。肌シミの原因は細胞の遺伝子に傷が入るためだといわれています。肌における遺伝子の傷は、UVBが主原因です。一方、UVAはUVBほど高いエネルギーは持っていません。しかし、地表に届く量は圧倒的にUVBより多く、季節差も小さく、雲や窓ガラスも透過しやすいため、冬などUVBが少ない時期でもUVAを多く浴びる危険があるのです。UVAはUVBよりも深く真皮まで到達し、肌で活性酸素を発生させ、弱いながら遺伝子に傷をつけます。さらに活性酸素はすでに出ているシミを濃くします。

[図4]

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最近の調査では、日本の成人女性はサンスクリーン効果のある化粧品を年間通じて使用している人が多く、シミの新たな発生はあまり起こらず、むしろ既存のシミが数年間で拡大しているケースが多いことがわかってきました。シミの拡大にはUVAの影響が大きいことが推察されます。最近では、赤外線やブルーライト(可視光線の青色)も肌で活性酸素を発生させることがわかってきました。紫外線ほど強力ではありませんが、太陽光線の様々な波長が肌の健康に影響している可能性があります。

抗酸化物質による肌シミのリスク軽減

肌シミのリスクを減らすためには、まずは、紫外線に当らないようにすることが大切です。外出するときは、帽子をかぶる、日焼け止めを塗る、日傘をさす、長袖の洋服を着るなどが基本です。これに加え、紫外線対策として、活用したいのが抗酸化物質です。シミの発生はメラニン生成に関連する遺伝子に異常のある角化細胞が、紫外線を浴びることにより誤った過剰な命令を出すことが原因となります。この命令の少なくとも一部は、紫外線を浴びたことによって産生される活性酸素を介して発現する生物活性物質により伝えられますが、抗酸化物質はこの生物活性物質の発現を抑制するのです。
また、紫外線を浴びると皮膚の組織に炎症が起こるため、活性酸素が発生します。これに対して、抗酸化物質は抗酸化作用で活性酸素を抑制するとともに、抗炎症作用を併せ持つことから、炎症を抑えることにより活性酸素の発生そのものを抑制している可能性もあります。抗酸化物質は多くの化粧品に含まれていますが、その理由は抗酸化作用と抗炎症作用の2つが期待されているためなのです。

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