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  • 【開発者に聞く!】世界初!「キットカット ミニ まるごとハイカカオ+」誕生秘話

    • 2022.09.16

2021年12月にカカオニブを使った世界初の「キットカット」、「キットカット ミニ まるごとハイカカオ+(プラス)」が誕生しました。
赤い「キットカット ミニ」とどのように違うのか?開発を進めていく上での苦労したことは?また、それをどうやって乗り越えたのか?「まるごとハイカカオ+(プラス)」の開発者であり、ネスレ日本社内のイノベーションアワードを受賞された川口さんにお話を伺いました。

  • 「キットカット ミニ まるごとハイカカオ+(プラス)」とは?


  • 2021年12月に発売された「キットカット ミニ まるごとハイカカオ+(プラス)」(上写真:右)。カカオ分72%のコク深く華やかな酸味のハイカカオチョコレートに、つぶつぶ食感が特徴の「カカオニブ」を練りこみ、サクサクのウエハースと組み合わせた“世界初”の「キットカット」で、2つの素材がもたらすカカオのおいしさをまるごとお楽しみいただける商品です。
    発売後は販売予測を2倍も上回るほど好評で、2022年3月には「キットカット リトル まるごとハイカカオ+(プラス)」(上写真:左)も発売され、ラインアップが拡充しています。

    「キットカット」は世界80以上の国と地域で販売されているグローバルブランドですが、実は、この「キットカット まるごとハイカカオ+(プラス)」は、日本で技術開発された商品です。今回は、その開発を担当された、ネスレ日本生産本部製造サービス部コンフェクショナリー課 川口竜さんにお話を伺いました。
  • 開発のきっかけは?


  • 「キットカット」のマーケティングチームから、ハイカカオをコンセプトとした商品の開発をしてほしいと依頼を受けたのがこのプロジェクトの発端と語る川口さん。
    近年成長しているハイカカオチョコレート市場ですが、それゆえに開発には大きな課題があったのだそう。

    「単純にハイカカオの商品を開発するだけでは、既に競合他社が販売している様々なハイカカオ商品に対して大きな差別化ができないと考えました。
    また、『キットカット』の最大の特長かつ強みはチョコレートにサクサク食感のウエハースが入っていることですが、その裏返しとして、ウエハースが含まれることでチョコレートのみの商品よりもカカオの含有量を増やしにくいという課題がありました。
    これらを踏まえ、何かこれまでにない新たな強みをこの商品の開発で生み出したいと考えるようになりました」(川口さん)

    すでにたくさんの商品がある中で、「キットカット」の独自性をどのように出すのかが、難しい開発だったのですね。
  • “カカオそのものを入れる”という新しい着想


  • カカオ分72%のダークチョコレートを使用し、さらにそこにカカオニブというカカオそのものを混ぜ込んだのが川口さんのアイデアでした。
    カカオニブとは、カカオ豆を焙煎し細かく砕いたものです。

    カカオニブを使うことで、ハイカカオチョコレートのジャンルの中で違いを出せると考えた、と語る川口さん。

    「『キットカット』の最大の特長のサクサク食感に、つぶつぶ食感が特徴的なカカオニブを合わせて、今までの『キットカット』にもなかった新しい食感という強みを付与しました。」(川口さん)

    「カカオの含有量とカカオポリフェノールの含有量に着目。カカオニブはカカオそのものなので、このアイデアにより、『キットカット ミニ まるごとハイカカオ+(プラス)』において、赤い『キットカット ミニ』の2.6倍ものカカオ含有量とカカオポリフェノール含有量を実現することができました。」(川口さん)

  • また、カカオニブは海外ではスーパーフードとして注目されていたというのもポイントだったそうです。

    カカオニブは、ハイカカオチョコ市場で強みのある「キットカット」を開発するためにぴったりの素材だったのですね。
    一方で、当時カカオニブは日本ではまだあまりなじみのない素材だったかと思います。着目したきっかけは何だったのでしょうか。

    何がアイデアにつながるかわからないので、色々なことに興味を持って体験することを大事にしているという川口さん。今回の開発も、ご自身のある体験がヒントになったのだとか。

    「以前、カカオ豆からチョコを自宅のキッチンで作ってみたいな、と思い立って、体験キットを取り寄せて、生のカカオ豆からチョコレートまでの全工程を自分の手で作ってみたことがありました。
    そのときに、チョコレートを作る途中の工程でしかなかなか見ることのできないカカオニブが目に留まりました。少しだけつまみ食いをしてみたところ、面白い食感だし何かに使えるかも、と思った体験があったので、それが今回に繋がったのかな‥‥と、あとから気づきました。」(川口さん)
  • 担当者が語る、苦労話


  • ・開発期間は通常の半分!
    通常「キットカット」は開発スタートから発売までに1年くらいの準備期間を設けていますが、今回は6ヶ月という限られた期間の中で急ピッチで開発が進められ、様々なハードルがあったそうです。

    さらに、既存シリーズの新しいフレーバー開発とは違った、新しい形態の「キットカット」の開発ということもあって、なかなか行う機会がないもので、大変だったとか。

    ・新しい原材料の扱いに試行錯誤!
    今回の開発では新しい原材料の扱いにとても苦労されたのだそう。
    新しい原材料を扱うということは、知見が蓄積されていないためにいろいろな予期せぬ課題が発生します。具体的には、どのような課題があったのでしょうか。

  • 「例えばですが、普通の『キットカット』の型はチョコレートとウエハースのみを入れるようになっているので、そこにカカオニブを入れることでウエハースがうまく型におさまらず出てきてしまう、といったトラブルもありました。
    また、カカオニブが製造ラインのノズル内で詰まってしまったり、カカオ分の多いチョコレートが配管内ですぐに固まってしまうといった課題にも直面しました。」(川口さん)

    トラブルによって製造が止まってしまったり、廃棄が発生してしまったり…
    工場でのトライアル(製造テスト)の中で出てきた課題をひとつずつ洗い出し、解決策を見つけていくということを何度も繰り返したのだそうです。

    短い期間の中で様々なトラブルを、どうやって乗り越えたのでしょうか?

    「私の上司はブラジルの方で、深刻な状況でもいつも陽気にふるまってくれるのですが、私自身も上司を見習ってどんな状況でも明るく前向きに、というのは心がけていました。
    工場でトライアルを何度も繰り返して何度も失敗して。期間が短いので次のトライアルに向けて問題点と改善案の洗い出しを製造現場の方と何度も繰り返しました。
    その中で、言い出しっぺとしてこのプロジェクトをリードするべきである自分が不安そうな姿を見せてしまったら工場の人たちにも申し訳ないと思ったので、どんなにひどい失敗をしたような状況でも、常に前向きに『今度はこんな方法で改善できないかトライしてみませんか!?』とポジティブにいるように気をつけていました。」(川口さん)

    身近な上司をお手本に自分や周りの士気を上げることを心がけていた川口さん。
    今回のプロジェクトでは、短い期間の中でいろいろな部署から協力をもらいながらの開発でしたが、その中で、この常に明るく前向きというのは重要だったと改めて振り返られていました。
  • 社内賞を受賞、周りからの嬉しい反響も!


  • ネスレ日本では毎年、全社員からイノベーティブな取り組みを募り表彰する制度「イノベーションアワード」があるのですが、川口さんはこの「まるごとハイカカオ+(プラス)」開発の取り組みで2021年度イノベーションアワードで銀賞を受賞されています。

    社内のマーケティングの方から「受賞してるよ」と知らされたと語る川口さん。
    「念願だったので、本当に本当に嬉しかったです。」(川口さん)

    また、周りの反響も大きかったようです。

    「私自身、開発した商品を両親や周りの人に食べてもらって感想を聞くのが好きなのですが、父が甘いものが嫌いで何を開発しても『うーん』となってしまうことが多かったのですが、今回の商品に関しては『かなりおいしい』と言ってくれたのが嬉しかったです。」(川口さん)

    甘いものが苦手なお父様にも「おいしい」と言ってもらえたのは何よりも嬉しいことですね。

    発売後の売れ行きも好調で、ハイカカオチョコレートの新たなジャンルとして、カカオニブ入りが広がっていきそうです。
  • 開発者の思いがたくさん詰まった「まるごとハイカカオ+(プラス)」


  • 今回は、「キットカット ミニ まるごとハイカカオ+(プラス)」の開発を担当された川口さんにお話を伺いました。世界初のカカオニブを使用した「キットカット」であり、赤い「キットカット ミニ」の2.6倍ものカカオとカカオポリフェノールが含まれている、今までにない「キットカット」です。
    様々な苦労を乗り越えて誕生したということで、ますます「まるごとハイカカオ+(プラス)」が気になりますね。
    開発のきっかけともなった、つぶつぶ食感のカカオニブと「キットカット」のサクサク食感が合わさった独特の食感をぜひ楽しんでみてください♪
みんなの感想
  • くみこ

    2022.11.15

    食べたい!のに、スーパーに置いてない!絶対に美味しいに決まってるじゃん。ザクザク食べ応えのあるもの、大好き!

  • ます

    2022.10.14

    甘いもの苦手ですが、食べてみたいです!

  • mmm

    2022.10.08

    おいしそう・・食べてみたくなった!

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