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スイスが世界でも有数のチョコレート大国であることは、ご存知でしょうか?一人当たりのチョコレート消費量は世界で2位。その量は日本人の約4倍にも上ります(※1)。そんなチョコレートが大好きな国、スイスで国民的な人気を誇るチョコレートブランドが「カイエ」です。「カイエ」は世界で初めてミルクチョコレートを発明したことでも知られる、200年以上の歴史をもつ、現存するスイス最古のチョコレートブランドです。
その「カイエ」のアソートチョコレートがネスレ通販での販売を開始し、日本でも手軽にお楽しみいただけるようになりました。そこで今回は、現在のチョコレート文化へ多大な影響を与えた「カイエ」の歴史や、今も伝統的な製法でつくられるそのチョコレートの味わいの魅力を紐解いていきます。
(※1)資料:国際菓子協会/欧州製菓協会
http://www.chocolate-cocoa.com/statistics/domestic/world.html
http://www.chocolate-cocoa.com/statistics/domestic/chocolate_j.html
「カイエ」は、1819年フランソワ・ルイ・カイエによってスイスで創業されました。当時はまだチョコレートといえば苦味のあるペーストで、主に強壮剤や飲み物に追加するもので、現在の皆さんのチョコレートのイメージとは、異なるものでした。
しかし、やがてヨーロッパ各地でチョコレート革命(※)が起こり、現在親しまれているようなチョコレートへと進化していきます。その革命の一つが、1875年のミルクチョコレートの発明です。それまで、油分の多いカカオマスと水分の多いミルクをうまく混ぜ合わせることは不可能とされていました。しかし、「カイエ」の創業者、フランソワ・ルイ・カイエの娘婿であるダニエル・ペーターは、ネスレ創業者でもある友人のアンリ・ネスレの協力のもと、コンデンスミルクを使う製法を発明しました。液体であっても、一部の水分を抽出すれば、カカオマスとうまく混ぜ合わせることができるというわけです。おいしいミルクチョコレートの誕生です。
※チョコレート革命とは、ココアの発明(オランダ)、固形チョコレートの発明(イギリス)、ミルクチョコレートの発明(スイス)、コンチング機の発明(スイス)といわれています。
「カイエ」といえば何といってもその独特のクリーミーな味わいとなめらかな口どけが特長です。この魅力的な味わいと口どけはどのように生み出されるのでしょうか?
「カイエ」は、今もなお粉乳の代わりにコンデンスミルクを使用する伝統的な製法を用いてミルクチョコレートをつくる世界でも数少ないブランドのひとつです。
コンデンスミルクは、特別な手順を経てカカオマスに加えられます。「カイエ」のチョコレート製品に素晴らしい味と独特のなめらかな食感を与えるのが、この伝統的な製法です。粉乳を使用する場合と比べてよりクリーミーでなめらかに仕上がるのです。
本場スイスで愛される7種類のフレーバーをアソート
その「カイエ」のチョコレートをアソートした「カイエ ナポリタン」では、厳選された7種類のフレーバーが楽しめます。どれも本場スイスで愛されている逸品です。
・レ デザルプ スイス <チョコレート>
スイス アルプス山麓、フリブール地方の放牧牛のミルクをたっぷりと使用したミルクチョコレート。まろやかな味わいと、なめらかな口どけが特長です。
・レ アマンド <チョコレート>
歯ごたえの良いアーモンドを細かく刻んで、ミルクチョコレートにそのまま練りこんでいます。
・チョクメル <チョコレート>
はちみつ入りのあめで包んだアーモンドを、ミルクチョコレートに練りこんだクリスピーな逸品。
・クレマン <チョコレート>
厳選されたカカオを生かした、すっきりとした味わいの、香り高いビターチョコレート。
・ブロン <チョコレート>
スイス アルプス山麓、フリブール地方の牛のミルクをたっぷりと使用したホワイトチョコレート。
・レ ノワゼット <チョコレート>
カリッとした食感を加えるため、ミルクチョコレートに丁寧にローストしたヘーゼルナッツを加えました。
・デセール <準チョコレート>
ミルクチョコレートにとろける食感のジャンドゥーヤを加え、甘くクリーミーで芳醇な味わいのデザートに仕上げました。
「ナポリタン」とは、小さなひと口サイズのチョコレートのこと。ヨーロッパではコーヒーに添えるチョコレートとして親しまれています。カフェタイムのお供に、おもてなしに、「カイエ ナポリタン」を添えれば、ヨーロッパの上品な雰囲気を演出してくれます。ぜひ7種類のフレーバーから、お気に入りの1枚を探してみてください。