栄養を通じて、女性の美しさと
前向きな生活のサポートに
取り組んでいく。

野口 ゆり
マーケティング&メディカルアフェアーズ統括部
ヘルス&ビューティーグループ マネジャー
2005
化粧品・健康食品メーカーにて商品企画職を経験
2007
ネスレ ヘルスサイエンス入社  営業職 関東支店
2010
営業企画部
2011
マーケティング統括部
2014
ネスレ ヘルスサイエンスオーストラリア マーケティング
2015
マーケティング統括部
2020
育児休業
2021 〜現在
復帰・マーケティング&メディカルアフェアーズ統括部 ヘルス&ビューティーグループ

ネスレ ヘルスサイエンスでは、様々なバックグラウンドを持つメンバーたちが活躍しています。今回は、マーケティング&メディカルアフェアーズ統括部 ヘルス&ビューティーグループのマネジャーとして働く野口さんに、ネスレ ヘルスサイエンスへの入社動機、現在の業務内容、製品力や強み、仕事を進める上での困難の乗り越え方などについて話を聞きました。

ネスレ ヘルスサイエンスへの入社動機を教えてください。
健康食品メーカーでサプリメントの商品企画をしていた頃、母が祖母の介護をしていたのですが、祖母が少しずつ弱っていく様子をそばで見ていました。当時の仕事においても栄養面での顧客ニーズがどこにあるかを日々考えていましたが、祖母の在宅介護をきっかけに、「高齢者こそ栄養で生活の質を高めるべきでは」と考え、医療分野で栄養の仕事に携わりたいと思い転職を決意しました。その上で、病院内での顧客ニーズを知るためには現場での経験が重要と考え、病院営業職を希望しました。実際にネスレ ヘルスサイエンスへ入社した後も、医療現場における高齢者の抱える問題や医療従事者の悩みに対し、栄養を通じた解決策を提案する営業の仕事には大きなやりがいを感じていました。その後本社へ異動し、営業企画職、流動食のマーケティング職、海外赴任、育児休業を経て、現在に至ります。
具体的に今どのようなことに取り組んでいますか。
2021年に育児休業から復帰したタイミングで、新規ビジネスとしてコンシューマーケア製品を扱うヘルス&ビューティーグループを立ち上げました。医療分野で培った知見を活かし、栄養を通じて今後は女性の美しさと前向きな生活のサポートに取り組んでいきたいと考えています。ネスレはスイス本社のグローバル企業として世界中で様々なブランドを買収していますが、私たちのチームでは、アメリカ売上No.1コラーゲンブランド「バイタルプロテインズ」を輸入し、2021年に日本で発売開始をしました。
ネスレ ヘルスサイエンスにとっては、これが初めての本格的な一般消費者向け輸入ビジネスでもあります。「バイタルプロテインズ」ブランドを通して、より日本の女性が前向きな気持ちになれるようにライフスタイルを提案していく予定です。
マーケティングの視点から見た、ネスレ ヘルスサイエンスの製品力・強みについて教えてください。
ネスレ ヘルスサイエンスの強みは、マーケティングの視点から2つあります。1つ目は、世界各国のネスレグループの情報を取り入れながら、日本のニーズに合った製品企画や販売戦略を実施できること。ネスレには「Think Globally, Act Locally」という方針があるため、グローバルに考えた上で、具体的なアクションは各国に合わせてローカライズして行うことができるのです。日本においても、スイスや各国と情報交換をしながら、好事例を取り入れつつ広い視野でのマーケティングを遂行できることは大きな強みだと思っています。2つ目は、エビデンス重視であることです。
ネスレ ヘルスサイエンスはスイスに研究所があり、また日本のネスレ ヘルスサイエンスにはメディカルアフェアーズ部署があります。双方を通じて学術知識のサポートを受けることが可能です。スイスで研究されている最先端の技術情報を入手した上で、日本での市場ニーズを検討することもできる体制は、まさにネスレ ヘルスサイエンスならではの強みです。
仕事を進める上で難しいことや、その乗り越え方について教えてください。
マーケティング職はスイス本社との連携、製品企画、開発、製造、需給計画、販売戦略など、担当ブランド製品に関わる全ての業務において重要な役割を担います。そのため関係者の数も多く、スイス本社や日本の関連部署、営業チーム、代理店、協力会社などとの円滑なコミュニケーションが非常に重要です。コロナ禍で対面会議や現場立ち合いが減っており、得られる情報が限られている中で、発生する課題やトラブルをいかに解決していくか?難しいケースもありますが、そのような時はまず情報を整理し、事象を俯瞰的に捉え、課題の本質を考え続けるように心がけています。第三者目線で外から課題を客観的に捉えることで、異なる視点や解決策のアイデアが生まれることも多くあります。

ONEDAY ある1日の流れ

9:00
始業、メールチェック
9:30
定例会議・販売戦略会議など
12:30
ランチ休憩
13:30
上司との打ち合わせ
14:00
販促資材作成業者との打ち合わせ
15:00
代理店との会議
16:30
海外(スイス)チームとの定例会議
17:30
部下との電話
17:45
終業後、保育園のお迎え
上司との電話
代理店との会議
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