飲み込みづらい人は、どんな食事にすればいい?

2018.12.21

飲み込みづらい人、むせてしまう人でも食べやすいものはない?

―食べやすさ・飲み込みやすさの条件
食べる・飲み込む機能が衰えている方の食べ物は、「飲み込みやすさ」と「窒息しにくさ」のバランスをよくすることが重要です。
「飲み込みやすさ」は舌で簡単に崩せるくらいの「やわらかさ」、口の中で散らばらない「まとまりやすさ(凝集性)」、密度ややわらかさが統一されている「均一性」、温度や時間の経過で硬くなったり溶けたりしない「安定性」が必要です。
「窒息しにくさ」には丸呑みしてものどに詰まらない「適度な弾性」、口の中やのどに引っかからない「すべりの良さ」が大切です。

食べる・飲み込む機能が気になる人に向かないもの

食べやすくする工夫

飲み込みづらい人、むせてしまう人は、必要な栄養をどう摂ったらいい?

食べる・飲み込む機能が低下していると、食事の量が少なくなり、必要なエネルギー量や栄養が足りなくなることがあります。年齢・体格・状況にもよりますが、(※1)一般的に70歳以上の方には、男性で1日1850kcal以上、女性で1500kcal以上のカロリーと、(※2)2.5Lの水分が必要だといわれています。

(※3)食事量が減っているときは、手軽にカロリーや必要な栄養素、水分が手軽に補える市販の栄養補助食品も活用しましょう。栄養補助食品には、ジェリー状、ムース状、とろみタイプなどの飲み込む機能に合わせた形態があり、配合されている栄養素にも多くの種類がありますので、状況に応じ、必要なものを選びます。

※1 日本人の食事摂取基準(2015年版)
※2 厚生労働省「健康のため水を飲もう」推進運動
※3 福島一郎.摂食・嚥下障害者の補助食品,難病と在宅ケア9(6)58−60(2003)

不足しがちな栄養素や、水分を摂る方法とは?