
青い海、白い砂浜、燦々と輝く太陽、風に揺れるブーゲンビリア...。南国の魅力がいっぱいの沖縄。その中心地、那覇市は、県内随一の繁華街「国際通り」、琉球王国の王府「首里城」、300年以上の歴史を持つやちむん(焼物)の町「壺屋」など、歴史と文化、モダンとレトロが同居する独特の風情を醸す街で、毎年多くの観光客が訪れます。
目抜き通りの国際通りから一歩入れば、ひと味違う雰囲気でショッピングを楽しめる第一牧志公設市場が。ここでは石垣島の塩やコーレーグースー(島唐辛子)、琉球ガラス細工などの沖縄の名産品を手に入れることができます。さらに、市場を南北に走る通りを南へ進めば、知る人ぞ知る「農連市場」が。ほとんど屋根と柱だけでできた大きな建物の中では、農家のおばぁたちが敷物の上に新鮮な沖縄野菜や果物、お惣菜などを並べてリーズナブルな価格で売っています。農連市場が活気づくのは午前3時頃から6時頃。次の沖縄旅行では、頑張って早起きして行ってみるのもいいかもしれません。

独特の苦みが爽やかなゴーヤを、島豆腐、卵、豚肉、野菜と炒めた沖縄の家庭料理。チャンプルーとは沖縄方言で「まぜこぜにした」という意味です。
ゴーヤは抗酸化作用のあるビタミンCが豊富に含まれているので、紫外線の強いこれからの季節にぴったりな食材。苦味が苦手な方は、薄切りにして塩もみや下ゆですることで和らげることができます。
島豆腐は生呉(なまご。水につけた大豆を細かくつぶしたもの)を煮ずにそのまま搾る「生搾り法」で作られていて、良質の大豆たんぱく質が多く含まれ、かたくて濃厚な仕上がりとほのかな塩味が特徴です。もし手に入らなければ、水をよく切った木綿豆腐や厚揚げで作ってもおいしく仕上げることができます。
「ゴーヤ」を使った

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ゴーヤチャンプル
(にがうりと豆腐のチャンプルー) 調理時間:13分
カロリー:217kcal -
ゴーヤの南蛮漬け
調理時間:15分
カロリー:128kcal -
ゴーヤと豚肉の洋風和え
調理時間:20分
カロリー:183kcal