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猫の体重 - ダイエットで体重管理 | 猫の病気・健康ケア事典 | ピュリナ ワン 公式サイト
猫の病気・健康ケア事典

猫の体重
- ダイエットで体重管理

  • 猫は身のこなしが軽く、スラリとした体型というイメージを抱きがちですが、最近は肥満の猫も多く存在します。愛猫が適正な体重を維持できるようにダイエットを始めてみましょう。

    猫の年齢と適正体重

    一般的な成猫の体重は3~5kgが平均的です。ただし、猫のサイズには個体差があるため、5㎏以上が必ずしも肥満であるわけではありません。また、シニア猫(老猫)になるほど代謝が落ちて太りやすくなるといわれています。猫が肥満であるかどうかは、ウエストにくびれがあるか、肋骨に触れることができるか、などで判断できます。下記のボディコンディションを参考に、猫の肥満度をチェックしてみましょう。

BODY CONDITION  
ボディコンディション

愛猫の体型を飼い主自身の手や目で確認し、健康のために理想的な体型の維持を心掛けることが大切です。

  • 痩せすぎの猫
  • 痩せすぎ

    肋骨が見え過ぎている場合は、食事の量を増やしましょう。理想的な体型になるまで調節し、2~3週間後に比較してみてください。

  • 理想的な体型の猫
  • 理想的な体型

    肋骨は見えていないが、触れると感じられる。上から見るとウエストがくびれているのがわかる。横から見ると腹部がぴったりとしている。現状の給与量を維持してください。

  • 太りすぎの猫
  • 太りすぎ

    上から見るとウエストは判別できない。横から見ると腹部が丸くたれている。与える量を減らしましょう。理想的な体型に見えるようになるまで調節し、2~3週間後に比較してみてください。

引き締まった体型は、病気のリスクを減少させ、健康的に長生きする生活につながります。また、体重に起因する病気の潜在的なリスクを減らし、愛猫の体脂肪率や血糖値、血圧、心拍数を正常にし、健康維持に役立ちます。

肥満の原因

猫の肥満の原因として考えられるのは、運動不足と食べ過ぎです。また、避妊・去勢手術を行うことで太りやすくなるといわれています。他にも高齢になるにつれ代謝が落ちて太りやすくなったり、甲状腺機能低下症やクッシング症候群などの病気が原因で肥満になることもあります。

肥満が引き起こす病気

関節の病気

体重が増えると足腰に負担がかかり、関節炎、椎間板ヘルニア、靱帯断裂などを起こしやすくなります。

心臓病や呼吸器の病気

皮下脂肪が増えると心拍数や血圧が上がり、心臓に負担がかかりやすくなります。また、首まわりに脂肪がつくと気道が圧迫されて、呼吸困難に陥ることもあります。

糖尿病

肥満になると、体内のインシュリンの抵抗性が高まり、糖尿病にかかりやすくなります。

他にも肥満になることで、便秘になりやすい、腫瘍ができやすい、麻酔が効きにくいなど様々なリスクが出てきます。

正しいダイエット方法で、適切な体重管理を

猫のダイエットとして有効なのは食事療法です。肥満と診断されたら、獣医師と相談の上、フードを適量与えるように心がけましょう。猫の様子を見ながら、低カロリーのダイエットフードに切替えるのもひとつの方法です。また、食事療法だけでなく、運動量を増やすことも重要。完全室内飼いの猫は運動量が不足しがちな傾向にあるため、キャットタワーなど空間を上下に運動できるような遊び場を設けるのが理想です。オモチャを使って一緒に遊ぶのもおすすめです。

さらに気になる症状をチェック
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