コーヒーはどこから来るのでしょう
コーヒーをつくり出す一本の木。そこに思いを馳せたことはありますか。
実はコーヒー豆は、最初は緑色をしていて「コーヒーチェリー」と呼ばれる赤い果実の中にある種なのです。
ご存知でしたか。
コーヒーは果実が実る木で、その中にある緑色の種がコーヒーの生豆なのです。
コーヒーの木には「コーヒーチェリー」と呼ばれる赤い果実が実ります。果実の中には緑色の種があり、それを「生豆」と呼びます。木に実ったコーヒーチェリーを手で摘み取り、生豆をローストする工程などを経て、おいしいコーヒーに仕上がるのです。コーヒーの味わいとおいしさはすべてこの種に秘められており、ローストによって解き放たれます。生豆はひとつとして同じではなく、栽培された場所、コーヒーの木の品種、加工方法などによって見た目にも味にも違いが生まれます。
コーヒーの木からチェリーを収穫したら、その果実から生豆だけを取り出す工程に移ります。加工法で有名なのは、水洗式、半水洗式、乾燥式などです。
加工法は生産地の特徴に合わせて選ばれ、コーヒーを飲んだときの味わいに影響します。ですがコーヒーとして仕上がる前に、もうひとつの大切な工程「ロースト」があることも見逃せません。
ローストは、コーヒーのおいしさを引き出す工程。
その中で、コーヒー豆には「メイラード反応」による砂糖の褐色化やカラメル化など、おいしさにつながる変化が次々と起こり、豆本来のおいしさが一つ一つ引き出されていきます。
スターバックスでは、コーヒーの生豆をローストして、香り、酸味、コク、風味の4つを引き出しています。この工程を手がけるロースターは、それぞれの豆ごとの特徴を見極め、一つ一つの要素が際立つように、豆の奥に秘められたおいしさを引き出すローストを心がけます。ローストとは、熟練の経験が求められる真の職人技なのです。
ローストの技術
風味を引き出すコーヒー豆の香り、酸味、コク、そして風味を引き出すこと。それこそがローストの役割です。
コーヒーのローストには「アート」と「サイエンス」両方の側面があります。豆が持つ個性を引き出し、おいしさを完成させる「アート」、変わらないおいしさを保証する「サイエンス」。この2つをかけあわせるのがスターバックスのロースターです。このようにして、果実に宿っていた豆は、スターバックスのお客様が長年愛する香り豊かなコーヒーに仕上げられていくのです。
さあ、コーヒー豆がたどってきた道のりに思いを馳せながら、おうちでお気に入りの一杯をいれてみませんか。