ブイヨンとコンソメの違いとは?
オススメ活用法のご紹介
皆さま、こんにちは!
ネスレ管理栄養士の領家です。
汗ばむような陽気の日が増え、季節の移ろいを感じます。
段々と夏が近づいてきていますね。
皆さま、こんにちは!
ネスレ管理栄養士の領家です。
汗ばむような陽気の日が増え、季節の移ろいを感じます。
段々と夏が近づいてきていますね。
さて、第2回目のコラムです。
今回ご紹介するのは、100年以上も昔から世界中で多くの
お客様に親しまれている「マギー」ブランド。
19世紀末にヨーロッパで生まれ、日本ではプロ向けの西洋
調味料として料理人の間で広まりました。
その後、家庭向け製品が発売。
“「マギー」があれば家庭でも手軽に洋風料理が作れる”と
ご好評いただき、今日に至るまで愛され続けています。
現在では、「マギー ブイヨン」のほかに、「香料・着色料 無添加」の
コンソメ・ブイヨンや、食物アレルゲンに対応した製品まで、
ラインナップを広げています。
お客様相談室へは、
「ブイヨンとコンソメの違いは?」
「ブイヨンはどんな使い方ができるの?」
といったお問合せをいただきます。
そこで、それぞれの違いと、ブイヨンの活用方法についてお伝えします!
ブイヨンは洋風“だし”のこと。牛や鶏、野菜をにんにくや
コショーなどのスパイスとともに、寸胴鍋でコトコト煮込んで作ります。
コンソメは、そのまま飲むことができる完成された“スープ”のこと。ブイヨンに牛、玉ねぎなどの香味野菜、卵白を加えて
煮込み、丁寧に漉すことで、素材のうまみがギュッと濃縮されたスープになります。
どちらも多くの材料と時間がかかり、
手作りをするのはシェフでも大変手間のかかる作業。
「マギー」製品はブイヨンとコンソメを調味料にすることで、
ご家庭でもお使いいただきやすくしています。
時間をかけなくても本格的な味を再現できることが嬉しいですね!
違いを確認したところで、「ブイヨンはコンソメに比べて使い方があまり分からない…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?ブイヨンは洋風“だし”として、カレーやシチューに加えると、料理のうまみとコクをアップします。
さらに、意外かもしれませんが、ブイヨンを加えたお湯でパスタをゆでるという
使い方もおすすめです!2Lのお湯に対して
「マギー ブイヨン」1個の割合が目安です。
「塩を加えたお湯でゆでる場合と、どんな違いがあるのか?」
お客様相談室メンバーで試してみました!
まずは、塩と「マギー ブイヨン」それぞれを使ってゆでたパスタを
食べ比べてみました。
Ⓐ
お湯 | 2L |
「マギー ブイヨン」 | 1個(食塩相当量2.3g) |
パスタ(太さ1.6mm) | 200g |
Ⓑ
お湯 | 2L |
塩 | 10g |
パスタ(太さ1.6mm) | 200g |
Ⓐそれぞれの材料でパスタを袋の表示時間通りにゆで、試食して違いを確認。 Ⓑ
お客様相談室メンバーの感想は…
塩よりもブイヨンを加えてゆでたほうが
パスタにうまみを感じる!
ブイヨンを加えてゆでたパスタは
ソースなしでも食べられそう。
塩を加えてゆでる場合とは違った味わいが感じられるという
ことでした!次に、麺だけでなく料理として食べた場合の味わい評価を行いました。
Ⓐ
市販トマトソース 295g
Ⓑ
市販トマトソース 295g
Ⓐそれぞれのゆでパスタでトマトソースパスタを作り、試食して味わいを比較。 Ⓑ
ゆで湯の塩分量が違うため、「マギー ブイヨン」でゆでたパスタを使用した
トマトソースパスタのほうが塩味は弱く感じられました。
しかし、「マギー ブイヨン」によってパスタにうまみがプラスされているので、
塩味が弱くてもトマトソースとブイヨンのうまみが
合わさった深い味わいを感じることができました!
ぜひ皆さまも、「マギー ブイヨン」を使ってゆでたパスタの
うまみを味わってみてくださいね。
ブイヨンは洋風“だし”、コンソメは完成された“スープ”という
違いがあること、「マギー ブイヨン」を使うと、ゆで湯の塩分量が少なくても
うまみのきいた美味しいパスタが出来上がることをご紹介しました。
ブイヨンは料理のベースとしてうまみをアップするので、
どのような味付けのソースでも美味しさを引き立てることができますよ。
また、パスタを食べる場合はパスタのみのお食事になりがちですが、
パスタと一緒ににんじんやブロッコリーといった緑黄色野菜などをゆでることで、
温野菜を一品追加することができます。
ブイヨンのうまみが浸みた野菜もパスタと一緒に食べて、
不足しがちな野菜の摂取量を増やせるとよいですね。
健康は日々の食事から。これから湿度と共に気温も上がる季節です。
体調にも十分注意して、元気にお過ごしください。