親子で学ぶネスレの
サステナビリティ
皆様こんにちは!
ネスレお客様相談室・マシンサポートの久米です。
2023年8月5日に、ネスレ日本神戸本社にて、ネスレ社員の親子向けの夏休みイベント「ネスレ サステナビリティ プログラム(*) ~はじめよう、探究学習~」が開催されました。私は5歳の息子と夫とともに参加してきましたので、その内容をご報告させていただきます。
会場にはネスレ日本の社員とその家族がいて、普段のオフィスとは全く違って、子どもたちの元気な声で賑やかな雰囲気となっており、街中カフェに来たような印象でした!
休日の開催ということもあり、参加者は少ないかと思いきや、なんと会場とオンライン合わせて計40名が参加し、学びの時間を共有しました。
今では小学校でもSDGsについて勉強をしているという話は耳にしていたものの、果たして小学生の皆さんがどこまで理解しているのか、と疑問と期待を抱きながら、イベントがスタート。
ご存じの通り、今や日本のみならず世界中で気候変動や海洋プラスチック問題等、多くの問題を抱えております。
今回のイベントでは、「ネスレ サステナビリティ プログラム」で提供している教材をもとに、下記の3つの事例に沿ってネスレが行っているサステナビリティ活動について解説がありました。
- ①プラスチックごみを減らそう
- ②コーヒー農家を支援しよう
- ③新たな産業をつくろう
特に「①プラスチックごみを減らそう」に関しては、小学生の皆さんもよく理解しており、積極的に手を挙げて質問する姿が見られました。
(↑積極的に手を挙げています!素晴らしい!)
「海洋プラスチック、マイクロプラスチックの何が問題なのか?」
との質問に対して、子供たちは、「魚が餌と間違えて食べて死んでしまう!」と、事実ながらも、とても純粋な回答にほっこりしました。
一方、私は7月中旬に、とある高等学校向けのネスレ日本の授業にも参加したのですが、そこでは「プラスチックごみを減らすアイデア」を討論した生徒たちから、
『ストローを紙からプラスチックに戻したい!きちんと回収できればプラスチックは悪ではない!』
『食品の包装パッケージを食品会社と協業して“食べられるパッケージ”に変えてみては?』といった、非常に斬新なアイデアが出たことが、ふと脳裏によぎりました。
大人になると頭が固くなり、出てくるアイデアも「実現できそうなこと」に偏ってしまいますが、高校生や小学生の皆様から、固定概念を捨ててアイデアを生み出すことの大切さを気づかせていただく機会にもなりました。
イベントの最後に質問タイムがあり、ここでも参加した多くの小学生の皆さんが意欲的でした!
「SDGsの17の目標についてネスレはどれを行っているでしょうか?」との質問に対して、「ネスレグローバルで捉えると17全ての目標に携わっている」といった回答があり、「さすがネスレ!」と心の奥で誇り高く感じました。
「サステナブル(持続可能)な社会・活動」に向けて、一人ひとりがサステナビリティを意識して行動していくことが大切です。
この地球に生きる私たちがプラス1歩踏み出すことで、わずかながらでも世界を変えられるのではないでしょうか。
今回のイベントが始まる頃に抱いていた期待にも近い疑問。
「果たして小学生の皆さんがどこまで理解しているのか」
その答えとして、小学生の皆さんが世界を取り巻く問題について、「他人事」ではなく「自分事」として捉え、理解しようとしている。
少なくとも私が小学生の頃よりも、きちんと向き合うべき問題として理解をしているのだと強く感じ、感心しっぱなしの1時間でした。
(↑話を聞き、一生懸命にメモを取る小学生たち!)
今回のイベントでは、ネスレで働く社員が、家族を職場に連れてくることができ、家族から「おしゃれなオフィス!」「カフェみたい!」と感想を聞くことができ、誇らしげでした。
今後もこのようなイベントを通じて、私たちが生きる地球のことを考えていける機会があるようです!
次回はどんなスーパーキッズに出会えるのか、今から楽しみです!
(*)「ネスレ サステナビリティ プログラム」とは:
世界最大の食品飲料企業であるネスレの事例を通して、身の回りの課題について考えることができる探究学習教材で、中学生・高校生を対象とした、ネスレ日本が開発したプログラム。
(会場参加の皆さん)
(オンライン参加の皆さん)