ネスレのサステナビリティ
ネスレの取り組み

ネスレの
サステナビリティ

  • アイコン:ハート
  • アイコン:虫眼鏡

わたしとペットの
「もしも」チェック

こんにちは。ネスレ ピュリナ ペットケアお客様相談室、2022年新卒入社の小幡と
申します。
日頃はお客様からペットについてのご相談もお受けするため、人とペットのより良い
未来のために自分には何ができるのか、普段から関心を持っています。
そのような背景から、実情の理解を深めるため、今回、神戸市動物管理センターを
訪問し、職員の方々にインタビューをさせていただきました!

「ようこそ!」と明るく迎え入れてくださったのは、神戸市動物管理センターの
職員さん。
まずは、センター内を案内していただくことに。保護部屋ではとても可愛い子猫ちゃんたちがお出迎えしてくれました。
(写真:施設に収容されている子猫たち)

小幡「みんなとても小さくてかわいい!しかも、人懐っこい子
ばかりですね。」

職員さん「この子たちは、もう少し大きくなって里親さんを
探すため、センターで準備中なのです。NPO団体さんや
ボランティアの方々の熱心なTNR活動※iのおかげで、神戸市の
子猫の収容数はかなり減ってきています※ii 。」

さらにセンターの中に足を進めると、元気なワンちゃんたちの
姿が。そこにいたのは、トイプードルや柴犬などの、いわゆる
「純血種」のワンちゃんであることにとても驚きました。

小幡「この子たちはどのような経緯でセンターに来たのですか?」

職員さん「実はみんないろいろな理由で、飼い主さんによって持ち込まれた子たちなのです。」

小幡「えっ、飼い主さんが持ち込むのですか。具体的にどんな理由なのでしょうか。」

職員さん「飼い主さんご自身がご高齢になり、ワンちゃんの面倒を見られなくなって
しまったとか、入院してしまったなどの理由ですね。これが本当に多いです。あとは、
ワンちゃんが高齢で要介護になり、飼い主さんがそれに疲弊してしまったというケース
などもありますね。」

小幡「このワンちゃんたちは、里親さんを待つのでしょうか。」

職員さん「そうですね。ただ、高齢になってから持ち込まれたワンちゃんは、加齢に
伴う病気を患っていることも少なくありません。そういう子は、飼育経験豊富な動物
愛護団体に譲渡することもありますね。」

せっかく一度は家族として幸せに暮らしていた猫ちゃんワンちゃんが、飼い主さんに
手放され、センターに持ち込まれる。きっと、持ち込んだ飼い主さんも当初はその
ようなことは予期していなかったのかもしれません。しかし、一度ペットオーナーに
なったからには、どんな理由があっても彼らの一生に寄り添う責任が生じます。

「もしも自分が病気で入院したら?」「もしも自分が高齢でペットの面倒がみられなくなったら?」
などの、「もしも」を考え直すだけで、悲しい思いをするペットを減らすことができる
のではないでしょうか。
そのような思いから、今回「わたしとペットの『もしも』チェックリスト」をつくり
ました。

わたしとペットの「もしも」チェックリスト

もし、自分に「もしも」があった時も、確実で安心できる備えがあることで、人と動物のよりよい未来に繋がるはずだと考えています。
人と動物が共生できる社会の実現に向けて、ペットオーナーや身近にペットオーナーがいるみなさまで一緒に、「もしも」を考えてみませんか?

ネスレ ピュリナ ペットケアでは、各地の行政や保護団体と協力・連携し、動物愛護の啓発・保護犬/猫の譲渡の促進に貢献しています。

もし、お近くでイベントが開催された際には、ぜひ足を運んでみてくださいね。

詳しくはこちら

i Trap(捕獲)、Neuter(避妊・去勢)、Return(元居た場所に戻す)の頭文字をとったもの。野良猫を妊娠繁殖できないようにし、野良猫の数を抑制するもの。

ii 神戸市人と猫との共生推進協議会事務局, “令和3年度 神戸市人と猫との共生推進協議会の事業実施状況報告”, 2022-9-16 . https://www.city.kobe.lg.jp/documents/50667/fukushikankyo_r040916_03-06.pdf,(最終閲覧日2022-12-15)