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中学・高校生の気づき
~「ネスレ サステナビリティ プログラム」を通じて~

皆さまこんにちは。ネスレお客様相談室の久米です。

昨今では「サステナビリティ」や「SDGs」という言葉があちらこちらで取り上げられるようになり、子どもから大人まで、一度は耳にしたことのあるキーワードの一つではないでしょうか。

サステナビリティとは「持続可能性」を意味する言葉で、環境や経済、社会などの観点から、地球上に存在しているすべてのものが多様性と生産性を失うことなく、将来にわたってその価値を継続することができるという概念を指します。

実はネスレは、スイスにおいて社会課題を解決するためにうまれた会社です。
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ネスレ日本の商品でいうと、「ネスカフェ ゴールドブレンド」の詰め替え用「ネスカフェ ゴールドブレンド エコ&システムパック」は、販売開始当時から比較すると、プラスチックキャップやフィルムの削減、アルミ箔使用量ゼロになる等の進化を遂げました。
また、「キットカット」の外袋がプラスチックから紙製に変わったのも、皆さまの記憶に新しい取り組みですね。
このように、創業当時から現在に至るまで、ネスレではサステナブルな社会を目指した取り組みを続けており、その1つとして、「ネスレ サステナビリティ プログラム」というものがございます。

【「ネスレ サステナビリティ プログラム」とは】

本プログラムは、サステナブルな社会づくりのためのネスレの事例を通して、身の回りの課題の見つけ方や、解決に向けた取り組み方を学ぶ中高生向けの映像教材です。
現時点で700校以上、約7万人の生徒に活用されております。

次世代を担う、中高生に向けて学校の授業の中でサステナブルな社会を目指した取り組みについて議論し、学校内またはクラス内で発表するという流れで活用いただく学校が多いようです。

昨年12月18日、この「ネスレ サステナビリティ プログラム」について優れた取り組みを行う学校を対象に、第1回ベストプラクティス大賞の表彰式を神戸本社で開催されました。

第1回ベストプラクティス大賞には、学校法人安田学園 安田女子中学校(広島県)、 兵庫県立大学附属中学校(兵庫県)、佐賀県立佐賀東高等学校(佐賀県)の3校が選出され、ベストプラクティス特別賞には、沖縄県立北部農林高等学校(沖縄県)が選ばれました。
授賞式当日に遠方からはるばる来社された生徒さんもいらっしゃったそうです!

受賞された生徒さんが「サステナビリティの問題は大きなことと思っていたが身近なものだと気づいた。」とコメントをしており、この気づきは、特別なプログラムを通じて気づくのではなく、多くの方にも共通して理解していただきたいポイントだと感じました。

各学校での取り組みが発表され「シャッター街を水族館にしよう。」といった案も出たと伺い、会場にいる私自身が非常にワクワクした気持ちになりました。

■「探究学習やサステナビリティの取り組みは正解があるようでない。
正解が1つではない。そこに対して仲間の意見を柔軟に取り入れて、自分事にしていく過程が見受けられた。」
■「このプログラム活用後、子ども食堂のボランティアや夏休み期間に学習支援を実施。生徒たちも変容し、進路を決定する機会になった。」
■「探究学習以外にも理科の実験の中でも『これやったら循環社会がつくれるのでは?』等の発言がでてきた。」
各校の先生方からも「ネスレ サステナビリティ プログラム」を通じて、成長した生徒さんの様子を共有いただくことができ、それを拝聴しながら、なぜか私自身も感涙しました。

「物事を複眼的に。ネスレの考え方は人生設計する際にも役立つ考え方だと先生より言われた。」
受賞校の佐賀東高校の生徒さんたちが教えてくれました。
授賞式に参加した佐賀東高校のとある生徒さんは、「現在、佐賀のりは国内流通よりも、東南アジアへの販路が増えている。海苔農家として実家を継ぐものと思っていたが、今回のプログラムを通じて、広い視野を持てるようになり、経営や戦略に興味を持ち下関の大学に進むことに決めた。」とのこと。
また、別の生徒さんも「高齢者の運動機会の激減について学び、サガン鳥栖(日本プロサッカークラブチーム)のスタッフとしてイベント実施。スポーツを通した地域活性化・健康促進を学びたい!と、大学への進学を決めた」等、ただ探究学習としての学びを得るだけではなく、一人ひとりの進路(人生)にも影響を及ぼすほどの気づきが得られる「ネスレ サステナビリティ プログラム」を改めて、すごい!と感じました。

ネスレ日本の深谷CEOからは
「日本においては生活・文化の中にサステナビリティが溢れている。例えば、授業の後に教室の掃除をすることもサステナビリティに貢献している。
毎日小さい事でも続けていくことで大きなサステナビリティなことに繋がってくる。
昨年夏にネスレ日本や株式会社神戸製鋼所、NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトの皆さんと須磨海岸掃除をした際も、どこを掃除するの?と感じたほど海岸が綺麗だった。では、この状況を継続するにはどうするの?と考えることが大事。
受賞校の皆さんの挑戦は、次世代を担う大きな力になります。皆さんの取り組みが地域や社会を変える原動力となることを期待しています。」とエールを送られました。

「ネスレ サステナビリティ プログラム」公式サイト