お客様とのエピソード
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お客様とのエピソード

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~言葉を紡いで想いを伝える大切さ~

コラムをお読みいただいている皆さま、こんにちは!

今回は、お客様からのコーヒーメーカーに関するお電話やメールでのお問い合わせ窓口で、専門性が求められるお問い合わせ対応や、新人コミュニケーターへの研修を担当されている三宅さんに「お客様とのエピソード」をテーマにお話をうかがってきました📝

三宅さん、よろしくお願いします🌸
早速ですが三宅さんの記憶に残る「お客様とのエピソード」を教えてください!

はい。私は「Together Nestlé」という会員プログラムがあった時代からネスレでお客様対応をしています。もう20年くらい前のことになりますが、今でもその当時のことをよく覚えています。

約20年前というとインターネットやスマートフォンもあまり普及していなかった時代。
どのようなお問い合わせが多かったのでしょうか?

当時のコンセプトは「お客様と友達のような距離感でお話をする」でした。そのため、ネスレの製品に関するお問い合わせだけでなく、ご家族とのエピソードやお仕事での悩み事などお客様から様々なお話を聞かせていただきました。
また、「Together Nestlé」プログラムに参加している会員の方向けに発行していたカタログを楽しみにされているお客様が多くいらっしゃいました。カタログのページをくまなくご覧になって質問をしていただいたり、心に残ったコラムについて感想をお聞かせいただいたりしました。

毎日お電話をかけてくださる方や、1時間以上お話してくださる方もいらっしゃったそうです!
日々お客様とコミュニケーションを取る中で学んだことや、今の仕事にも活かされていることがあるのではないでしょうか?

そうですね!お客様とお話をしている中で、知らず知らずのうちに様々なお問い合わせにも対応できるスキルを身につけさせていただいたと実感しています。このスキルは、これまで関わってきたお客様からいただいた宝物だと思っています✨
そういえば、「Together Nestlé」のメンバーからオンラインでメールアドレスの登録が必要なネスレ会員に移行する時代に、とても印象に残っているお電話がありました。

どんなお電話だったのでしょうか?
ぜひお聞かせください!

それは私の言葉遣いに関しての厳しいご指摘でした。当時の私はだんだんお客様対応にも慣れてきて、正しい敬語やきれいな言葉を使うことができるようになっていました。しかし、それが逆に心がこもっていない形式的な対応だとお客様に感じさせてしまったのです。直接顔を合わせることのない声だけのコミュニケーションなので、自分の気持ちを言葉にのせて紡いでいくことがとても大切だと気づかされたお問い合わせでした。このお電話をきっかけに、より一層お客様の気持ちに寄り添い、誠実に対応することを心掛けるようになりました。

今は、多岐にわたるお客様対応の経験を活かして、チームメンバーの対応品質向上のための研修をされている三宅さん。新しく電話対応をするコミュニケーターに当時の自分を重ねて、親身に相談に乗っていることから、チームの中ではお母さん的存在になっているそうです☺️

三宅さんに、これからも変わらず大切にしたいお客様対応の軸をお聞きしました✨

お客様の言葉一つひとつから、その言葉に込められた思いを汲みとることがとても大切だと思っています。どんなお気持ちで電話をくださっているのか、お客様のために自分ができることは何かを考えながら真摯に向き合うことをこれからも変わらず大切にしていきたいと思っています。
これはチームの母としてアドバイスをするうえでも伝えてきましたし、私の普段のお客様対応からも感じ取ってもらえたら嬉しいです。

最後に「Together Nestlé」の会員様にお届けしていたカタログを見せていただきました。
三宅さんもお客様と同じ目線で何度もカタログを読み返してお電話をされていてとても思い入れのあるものだそうです💞

三宅さん、ありがとうございました🥰

ここまでお読みいただいた皆さまも、ありがとうございました(^^)
ではまた、来月のコラムでお会いしましょう✋

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ご回答ありがとうございました。